- 予算区分
- BA 環境-地球推進
- 研究課題コード
- 0607BA475
- 開始/終了年度
- 2006~2007年
- キーワード(日本語)
- 温暖化,海面上昇,小島嶼国
- キーワード(英語)
- GLOBAL WARMING, SEA-LEVEL RISE, SMALL ISLAND COUNTRY
研究概要
島嶼国、とくに環礁上の州島は標高が最大数mと低平で、利用可能な土地と資源が限られており、環境変動に対する脆弱性が著しく高い。とくに温暖化に伴う海面上昇によって、国土そのものが水没してしまうことが危惧されている。こうした点からIPCCの第3次報告書においても1章を「小島嶼国」にあて、地球環境変動に対する対応戦略の策定が急務であるとしている。本研究においては、環礁州島の形成維持機構を自然、人文両方の面から明らかにし、環礁州島の持続可能な維持のための総合的・具体的方策を提案する。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:基礎科学研究
全体計画
2006年度は、現在までに構築した全球データベースと、州島の分布に関して定量的な関係を明らかにし、将来的な変動に対する応答予測に資する。2007年度にはデータベースの公開を行い、島嶼国の沿岸管理計画の支援を行う。
今年度の研究概要
現在までに構築した全球データベースと、州島の分布に関して定量的な関係を明らかにし、将来的な変動に対する応答予測に資する。また、データベースに関しては、公開の検討を始める。j
備考
研究代表者:茅根 創(東京大学)
共同研究者:山口 徹(慶應大学),横木 裕宗(茨城大学)
- 関連する研究課題
- : 関連P4 太平洋小島嶼国に対する温暖化の影響評価