- 予算区分
- AF 奨励
- 研究課題コード
- 0606AF990
- 開始/終了年度
- 2006~2006年
- キーワード(日本語)
- 塩化メチル,炭素安定同位体比
- キーワード(英語)
- methyl chloride, stable carbon isotopic ratio
研究概要
本研究の目的は、塩化メチルの発生源の推定や挙動の把握のための有力なトレーサーと考えられていたにも関わらずこれまで報告例の限られていた塩化メチルの炭素安定同位体比測定法を開発することにある。更に本システムを用いて、実際の大気試料の分析を行なう。
研究の性格
- 主たるもの:技術開発・評価
- 従たるもの:基礎科学研究
全体計画
真空ラインによる低温濃縮装置とキャピラリーガスクロマトグラフ/燃焼炉/同位体比質量分析計を組み合わせて、塩化メチルの炭素安定同位体比測定法を開発する。開発した測定法を用いて予備的な試料の分析を行ない、塩化メチルの収支解明のための同位体マスバランス計算に必要な基礎的データベースの構築を行なう。
今年度の研究概要
低温濃縮/ガスクロマトグラフ/燃焼炉/同位体比質量分析計による塩化メチルの炭素安定同位体比測定システムを開発し、大気や植物の放出ガス等の実際のサンプルの予備的な分析を行なう。
- 関連する研究課題
- 0 : その他の研究活動(化学環境研究領域)
課題代表者
斉藤 拓也
- 地球システム領域
物質循環観測研究室 - 上級主幹研究員
- 博士(地球環境科学)
- 化学