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台風18号による自然撹乱が北方森林の炭素交換量および蓄積量に与える影響の評価(平成 18年度)
The evaluation of the influence which natural disturbance due to typhoon No.18 gives to the carbon budget of the northern forest.

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0507CD589
開始/終了年度
2005~2007年
キーワード(日本語)
自然攪乱,台風,炭素収支,カラマツ
キーワード(英語)
NATURAL DISTURBANCE, TYPHOON, CARBON BUDGET, LARCH

研究概要

台風18号で被災した北海道樽前山麓のカラマツ林において,集中的な野外観測を行い,自然撹乱が森林生態系の炭素循環に与える影響を明らかにする。また,得られた結果をモデル化し,リモートセンシングやGISを活用して広域化する

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

2004年9月に来襲した台風18号により全壊した苫小牧カラマツ林で、森林生態系の炭素循環過程を中心とした諸過程(被災林のCO2交換過程(光合成/呼吸),バイオマスの変化,残置バイオマスの分解過程,森林の再生過程,土壌呼吸速度・土壌炭素蓄積量の変化など)に及ぼす自然攪乱の影響を総合的に解析する。

今年度の研究概要

全壊した観測林での渦相関法による炭素収支観測とともに、大きなにCO2放出源となる土壌のCO2放出量を定量評価するために、独自に開発した土壌呼吸測定チャンバーを用いた連続観測を行う。同時に、観測林に残置された倒木・残根の普及プロセスの調査を進める。

備考

課題代表者:平野高司(北海道大学)
共同研究機関:北海道環境科学研究センター(高田雅之)
※研究経費は研究代表者の所属機関(北海道大学)で一括管理。

関連する研究課題
  • 0 : 地球環境研究センターにおける研究活動

課題代表者

藤沼 康実

担当者