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衛星によるスペクトルデータを利用した天然ガスパイプラインからのメタン漏洩量導出アルゴリズムの開発(平成 18年度)
Development of the algorithm to evaluate the methane leakage from natural-gas pipelines using the satellite spectral data

予算区分
BH 環境-石油特会
研究課題コード
0507BH855
開始/終了年度
2005~2007年
キーワード(日本語)
メタン,天然ガス,漏洩,衛星観測
キーワード(英語)
METHANE, NATURAL GAS, LEAKAGE, SATELLITE OBSERVATION

研究概要

衛星等によるメタン漏洩監視と天然ガスパイプライン漏洩防止措置の統合システムによって、天然ガス輸送のCO2排出量を削減する事業を支援するため、衛星搭載用メタン観測センサを活用した天然ガスパイプライン監視−メタン漏洩防止措置統合システムを確立する。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

GOSAT衛星センサ開発にメタン測定が可能となるよう反映する。
GOSAT衛星によるメタン濃度算出のアルゴリズム開発を行う。
そのために(1)分光学データの取得と解析、(2)太陽直達光測定によるメタン濃度測定実験、(3)航空機によるメタン濃度測定の模擬実験を行う。

今年度の研究概要

 航空機による観測を実施するためには、航空機の進行やピッチ・ロールの角度変化により分光器の視野が移動することを抑制する必要がある。そのため航空機の姿勢データや高度・速度データにより鏡の角度を調整するImage Motion Compensatorを開発する。それを用いて航空機によるメタン濃度の観測を行う。

課題代表者

横田 達也

担当者

  • 井上 元