- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 0510AE803
- 開始/終了年度
- 2005~2010年
- キーワード(日本語)
- エアロゾル,不均一反応,界面現象
- キーワード(英語)
- AEROSOL,HETEROGENEOUS REACTION,INTERFACE
研究概要
大気中においてエアロゾルは気相からの分子の取り込みや、表面反応および液相反応を通じて大気組成に変動を与える。気液界面での物質移動や反応機構を明らかにすることは観測とモデルを結び付ける上で重要である。本研究においては、大気中において重要となる不均一反応系について、室内実験等で得られた速度定数などを検討し、観測データの解析に応用する。また、気液界面移動過程における界面での物質移動や物質の変化に注目し、界面での反応を追跡できるシステムを検討する。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:
全体計画
大気微量化学種の取り込み係数、適応係数、反応係数について室内実験を行い、文献調査等を通じ実験的に求めた物質移動係数の妥当性を評価する。物質移動係数を評価する際に表面反応など界面で起こる現象の理解が不可欠であるため近年発展してきた界面計測技術について検討する。
今年度の研究概要
大気微量化学種の取り込み係数、適応係数、反応係数について室内実験を行い、文献調査等を通じ実験的に求めた物質移動係数の妥当性を評価する。
課題代表者
高見 昭憲
- 地域環境保全領域
- 領域長
- 博士(D.Phil)
- 化学,化学工学