- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 0305AE520
- 開始/終了年度
- 2003~2005年
- キーワード(日本語)
- 光化学酸化過程,有機エアロゾル,光化学チャンバー
- キーワード(英語)
- PHOTOCHEMICALOXIDATIONPROCESS,ORGANICAEROSOL,PHOTOCHEMICALCHAMBER
研究概要
大気中の炭化水素の光化学酸化過程で生成する二次汚染物質のうち、気体状物質だけでなく、粒子状物質についても実験的に調べることにより、光化学スモッグの化学的変質過程の全体像を明確化することを目的とする。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:
全体計画
平成15年:SMPS測定機を用いたトルエン光酸化で生成する有機エアロゾル濃度の測定:環境研チャンバーとカリフォルニア工科大チャンバーとの比較。平成16年:光化学チャンバーを用いたトルエンからの有機エアロゾルの組成分析。平成17年:光化学チャンバーを用いた芳香族炭化水素からの有機エアロゾルの組成分析。
今年度の研究概要
昨年行ったトルエンからの二次有機粒子の液体クロマトグラフ−質量分析計による組成分析を他の芳香族炭化水素でも行う。芳香族炭化水素は、二次有機エアロゾルの生成収率の大小から「高収率芳香族」および「低収率芳香族」の二つのカテゴリーに分類されることが知られている。組成の面から、この違いについて調べることを目的とする。
課題代表者
佐藤 圭
- 地域環境保全領域
- 副領域長
- 博士(理学)
- 化学,物理学