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希少トンボ種の保全遺伝学的研究(平成 16年度)
Studies on conservation genetics of the rare dragonfly species

予算区分
AF 奨励
研究課題コード
0304AF442
開始/終了年度
2003~2004年
キーワード(日本語)
ヒヌマイトトンボ,ベッコウトンボ,保全遺伝学,絶滅危惧種
キーワード(英語)
MORTONAGRION HIROSEI,LIBELLURA ANGELINA,CONSERVATION GENETICS

研究概要

生息環境の悪化、開発などの影響により生息地が激減したため、絶滅が危惧されるヒヌマイトトンボ(絶滅危惧?類)およびベッコウトンボ(絶滅危惧?類・国内希少野生動物指定種)を対象として、それぞれの地域個体群の遺伝的特性を明らかにすると共に、遺伝的多様性・適応力を維持する飼育・増殖法を確立し、早急に保護を要する地域個体群の保護・増殖ならびに生息環境の保全・復元に貢献することを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:

全体計画

15年度についてはヒヌマイトトンボを主体に分析サンプルの採集およびDNA解析、生息環境調査を行う。16年度についてはベッコウトンボを主体にして引き続き未採集地域における分析サンプルの採集およびDNA解析、生息環境調査を行う。

今年度の研究概要

ヒヌマイトトンボベッについては、未採集の生息地でのサンプルの収集、ベッコウトンボについては採集地および採集サンプル数を増やして遺伝子解析を行う。また、ベッコウトンボの絶滅要因ならびに生息条件に関する調査・検討を行う。

課題代表者

宮下 衛

担当者