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市町村における温室効果ガス排出量推計および温暖化防止政策立案手法に関する研究(2) 市町村における運輸部門温室効果ガス排出量推計手法の開発および要因分析(平成 16年度)
Analysis and estimation of transport sector GHG emissions of municipalities

予算区分
BA 環境-地球推進 B-61
研究課題コード
0204BA337
開始/終了年度
2002~2004年
キーワード(日本語)
市町村,運輸部門,温室効果ガス
キーワード(英語)
MUNICIPALITIES,TRANSPORT,GHG

研究概要

国内の市町村において効率的かつ有効な温暖化防止政策を早期に実施することが不可欠であり、容易に入手可能な統計データを用いて排出量を推計できる手法と政策手段の効果把握等のノウハウを提供することを目的とする。そのために本研究では、特に運輸部門について、市町村単位の温室効果ガス排出量を既存統計データから推計する手法を開発したうえで、排出要因の分析や排出実態に基づく市区町村の地域類型化を行い、温暖化対策の類型別体系的整理やその効果を推計することを目標とする。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

市町村が運輸部門の温室効果ガス排出量を容易に推計できるような手法を開発するために、パーソントリップ調査対象地域について、市町村別に手段別CO2排出量を算出する(14年度)。排出量特性による地域類型を踏まえて、交通状況や土地利用状況を表す各種指標等との関係から、全国市町村のCO2排出量推計式を作成する。(15年度)。燃料販売量に基づく全国排出量と比較し、排出量推計式の利用可能性を検証するとともに、将来排出量の予測を行う(16年度)。

今年度の研究概要

人口、土地利用、産業、交通網整備、自動車保有等の市町村指標を用いて、鉄道等の輸送量の推計を行うとともに、排出量推計テーブルを完成させる。

備考

研究代表者:中口毅博(特定非営利活動法人環境自治体会議環境政策研究所)

課題代表者

松橋 啓介

  • 社会システム領域
    地域計画研究室
  • 室長(研究)
  • 博士(工学)
  • 工学,土木工学,建築学
portrait

担当者

  • 工藤 祐揮