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「熱帯林−持続可能な森林管理をめざして」研究のあゆみ

第 1 期(平成2~4年度)

熱帯林のインベントリーに関する調査

 マレーシアの低地熱帯雨林,丘陵地フタバガキ林,山地林などで動物,植物のインベントリー調査を行った。

第 2 期(平成5~7年度)

熱帯林の多様性維持機構に関する研究

 熱帯雨林の高い多様性がどのようなメカニズムによって維持されているのか,植物や動物の種間関係,植物と動物の相互作用,森林内の微環境の不均質性によるニッチ分割の可能性や役割について現地調査・研究を行った。

第 3 期(平成8~10年度)

伐採などの人為的撹乱が森林の構造や機能に及ぼす影響

 伐採後に成立する二次林,天然林,断片化した森林などで,林分の構造(林冠,林内),組成,生息する野生動物の多様性,組成および樹木の遺伝的多様性などにどのような影響を及ぼすかについて調査を行った。

第 4 期(平成11~13年度)

熱帯林のエコロジカルサービスについての研究

 森林生態系がもつエコロジカルサービス(公益機能,たとえば生物資源生産機能,多様性保全機能,CO2吸収蓄積機能,水・土壌保全機能,保健文化機能)が伐採,土地利用転換によりどのように変化するかについて調査研究を行った。

 本研究は地球環境研究総合推進費等により,以下の研究機関の協力を得て行われました。

プロジェクト参画機関

  • 日本側
    国立環境研究所,森林総合研究所,国際農林水産業研究センター,自然環境研究センター,科学技術振興事業団,国際協力事業団,北海道大学,秋田県立大学,東北大学,筑波大学,東京都立大学,早稲田大学,東京大学,都留文科大学,新潟大学,名古屋大学,岐阜大学,京都大学,大阪市立大学,信州大学,神戸大学,奈良女子大学,日本福祉大学,広島大学,島根大学,九州大学,熊本県立大学,(株)日経リサーチ,(株)建設技術研究所
  • マレーシア側
    マレーシア森林研究所(FRIM),ネグリセンビラン・マラッカ州林野局,マレーシア野生保護局(DWNP),マレーシアプトラ大学(UPM),マラヤ大学(UM),マレーシア国民大学(UKM),マレーシア工科大学(UTM)