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このデータセットには、秋田県大潟村にある秋田県立大学大潟キャンパスにおいて2022年12月に観測された大気中のブラックカーボン(BC)エアロゾルの質量濃度が含まれている。BCを連続観測するための装置として、AethLabs社製のハンディカーボンモニターAE51を用いた。
概要
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作成者
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山下 陽介*1(
orcid.org/0000-0002-6813-4668), 井上 誠*2( orcid.org/0000-0002-6826-5334)*1国立研究開発法人 国立環境研究所 地球システム領域 *2秋田県立大学 |
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データ公開日
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2025/11/13
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データ提供期間
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2022/12/09 - 2022/12/22
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データ提供機関
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国立研究開発法人 国立環境研究所
Email: cgerdb_admin(at)nies.go.jp |
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DOI
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ファイル形式
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CSV
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データ容量
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10.7 KB
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バージョン
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ver. 1.0 (最終更新日: 2025/11/13)
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データセットの言語
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英語
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関連コンテンツ
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データセットは次の一部分である: 地上観測データとGEOS-CFデータを解析・作図するためのプログラム一式, DOI:10.34462/0002000337
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データセット
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観測項目
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ブラックカーボン
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ドメイン
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リージョナル
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時間分解能
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1時間
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観測期間
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2022/12/09 - 2022/12/22
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緯度・経度
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北緯40.00度、東経139.95度
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高度等
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【標高】-3 m、【観測点の地上高】1.2 m、【観測点の標高】-1.8 m
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測定方法
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BCを連続観測するための装置として、AethLabs社製のハンディカーボンモニターAE51を用いた。機器に内蔵されているポンプで外気を吸引し、PTFEコーティンググラスファイバー(テフロンホウケイ酸ガラス繊維)を素材としたフィルターに捕集する。フィルターに880 nmの光を照射してその透過光を計測することでBC濃度に変換する。機器の流量は200ml/minに設定し、1分毎に計測した。
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計算方法
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AE51で得られたBC濃度は、実験室で他の機器と比較して得られた補正式(Miyakawa et al. 2020)を用いて補正する。 AE51で得られた等価ブラックカーボン(EBC)濃度(EBCmeas)は、光の減衰(ATN)値と、実験室で他の基準機器と比較して導出された補正関数を用いてEBCに変換した(Miyakawa et al., 2020)。
EBC = EBCmeas /f, where f=1.16(1 - 0.0044ATN) (EBCmeasは、AE51で得られたEBC濃度の生データを意味する) AE51の計測では、観測開始・終了前後や観測の途中で不安定な値が継続することがある。これらの異常値を除外するため、計測した1分値を1時間値に平均する際、1時間平均が負、または1σが平均値よりも大きい場合は1時間値を欠損値とした。また、1000 ng/m3以上の1分値は無効値とした。1時間のデータのうち45個(75%)以上が有効値で正値の場合のみ、有効な正負の値を平均して1時間値を算出した。 |
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キーワード
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【フリーワード】
ブラックカーボン、BC、エアロゾル、MicroAeth AE51、大潟村、秋田県
【GCMD_Platform】
Land-based Platforms > Permanent Land Sites > Ground-based Observation
【GCMD_Science】
ATMOSPHERE > AEROSOLS > BLACK CARBON
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更新履歴
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【2025/11/13】
バージョン1.0を公開(ver.1.0)
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貢献者
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データ管理者
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研究者
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観測関係者
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大久保 武矢, 武藤 大悟
秋田県立大学 |
利用規約*
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ライセンス
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引用の書式
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本データセットを引用する場合は、以下のように表記しなければならない。
山下 陽介, 井上 誠, 大久保 武矢, 武藤 大悟, 宮川 拓真, 永吉 武志 (2025), 2022年12月の秋田県大潟村の地上観測による大気中ブラックカーボン質量濃度データ, ver.x.x *1、国立環境研究所、DOI:10.17595/20251113.001. (参照*2: YYYY/MM/DD)
*1 バージョン番号はファイル名に記載されている。 *2 参照年月日は、ファイルをダウンロードした日付を記載すること。 |




