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2003年11月28日

東アジアの流域圏における生態系機能のモデル化と持続可能な環境管理プロジェクト(中間報告)
平成13〜14年度

国立環境研究所特別研究報告 SR-58-2003

要約

表紙
SR-58-2003 [5.5MB]

 近年,中国長江流域及び長江河口域では人口増加に伴う大規模な農業開発,急速な工業化と一極集中化する大規模都市化などにより,流域での環境劣化と経済社会への影響が懸念されている。ここでは自然環境(生態系機能が発現する場)を循環する「水・熱・物質」と生態系機能に焦点を当て,中国科学院地理科学与資源研究所及び水利部長江水利委員会と共同し持続可能な流域管理に関する研究推進を行った。衛星を利用したアジア・太平洋地域の統合的モニタリング網を構築、中国5ヵ所での水・熱・CO2フラックス観測とその数理モデル開発及び植物成長(農業生産)モデルの開発を進め,土壌水分量,純一次生産量,農業生産量等の推定を行った。三峡ダムを組み込んだ長江流域モデルを開発し,洪水防御機能及びダム湖富栄養化予測を行った。また長江由来の流量・負荷量推定を用いて東シナ海の生態系評価を行い,陸域から海域を含む流域圏環境管理の重要性を示した。本研究は,東アジア地域の持続的発展を支える流域圏生態系機能を活用した環境管理技術の基礎となるものである。


〔担当者連絡先〕
独立行政法人国立環境研究所
東アジアの流域圏における生態系機能のモデル化と
持続可能な環境管理プロジェクトグループ 渡辺 正孝
Tel.029-850-2388, Fax.029-850-2576

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