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環境儀No.42 「環境研究 for Asia/in Asia/with Asia-持続可能なアジアに向けて」 (平成23年10月発行)

 アジアの多くの国や地域では、急速な経済発展とともに、日本が高度成長期から今日に至るまでに経験してきた大気汚染、水質汚濁、廃棄物の問題、化学物質の問題、自然破壊などの問題が同時に深刻化しています。これらの問題を解決しつつ、持続可能な社会を実現することが、アジアと世界の環境にとって避けて通ることのできない課題となっています。

 国立環境研究所では、以前からアジアを対象・フィールドとした研究、そしてアジアの研究機関等を共同研究のパートナーとした環境研究を進めてきました。それらは持続可能なアジアのための研究、すなわち「環境研究 for Asia」でもあります。今号では、これまでの国立環境研究所でのアジア関連研究の歴史を振り返ります。2006年度から2010年度までの5年間、当研究所のアジア自然共生研究プログラムのプログラムリーダーをつとめた中根英昭・審議役(アジア等国際連携担当)が、国立環境研究所でのこれまでのアジア研究の経緯を紹介するとともに、国境を越えた大気汚染に関する研究、アジアでの河川から海に至る水環境の研究、そしてメコン流域の生態系がもつ機能に関する研究など、アジア自然共生研究プログラムの成果を紹介します。

(環境儀 No.42 ワーキンググループリーダー 竹中明夫)

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