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コラム「低公害車」

 一般に低公害車と呼ばれるのは以下の4つのタイプです。

  • 1.電気自動車=バッテリーに蓄えた電気でモータを回転させて走る自動車です。

  • 2.天然ガス自動車=都市ガスの原料でもある天然ガスを燃料として走る自動車。天然ガスを気体のまま圧縮して高圧ガス(CNG)として利用するタイプがもっとも普及しています。

  • 3.メタノール自動車=アルコールの一種であるメタノールを燃料として走る自動車。ディーゼル車をベースに改造したディーゼルタイプとガソリン車をベースにしたオットータイプの2つがあります。

  • 4.ハイブリッド自動車=モータとエンジンなど複数の動力源を組み合わせた自動車。動力の位置関係によりシリーズ方式,パラレル方式,スプリット方式の3つの方式に分けられます。

 最近ではこれら4タイプに加え,従来のガソリン車で燃費・排ガス性能に優れた「低燃費かつ低排出ガス認定車」も低公害車として認められています。

 これらの低公害車を普及させるため,環境,経済産業,国土交通の関係3省は2001年に「低公害車開発普及アクションプラン」を策定し,2010年度までのできるだけ早い時期に1,000万台以上の普及をめざす目標を掲げました。

 これら5つのタイプのほかに次世代低公害車として燃料電池自動車とDME(ジメチルエーテル)自動車の研究・開発が進められています。燃料電池自動車に関しては,2002年12月に政府が国内第1号を公用車としてリース契約で購入したほか,2003年8月末にはバスが東京都内での運行を開始するなど注目を集めています。

 なお,国立環境研究所が開発したルシオールを含む電気自動車の導入は年ごとに少しずつ増えていますが,車輌性能,価格,電気供給インフラの整備が遅れていることなどから,いまだ普及率を比較するレベルには達していません。

図
日本における低公害車普及台数