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2020年10月20日

公開フォーラム「『世界の一酸化二窒素(N2O)収支2020年版』と食料システム」オンライン開催のご案内

下記の通り、公開フォーラム「『世界の一酸化二窒素(N2O)収支2020年版』と食料システム」を開催しますので、ご案内申し上げます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時

  • 2020年10月29日(木)

    【午前の部】9:30〜11:30 ◆言語:日本語
    【午後の部】13:00〜15:30 ◆言語:英語

開催形態

  • Zoomによるオンライン開催

参加費

  • 無料

参加申込

  • 事前にウェブサイトよりご登録ください。ご登録後、Zoomによる参加手順をメールにてお知らせします。
    https://bit.ly/2EA3hod

フォーラムの概要

一酸化二窒素(N2O)は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの主要なものの1つです。N2Oは、二酸化炭素やメタンといった他の温室効果ガスと比べて大気中の濃度は低いものの、単位濃度あたりで温暖化をもたらす能力が高く、重要な成分です。

グローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)の研究者らは、10月7日(ロンドン時間)出版のNature誌に、過去数十年間にわたり全球のN2O放出量が増加し続けていたことを示す論文を発表し、併せて、N2Oに関する統合的な報告書「世界の一酸化二窒素(N2O)収支2020年版」を発表しました。(報道発表:https://www.nies.go.jp/whatsnew/20201005/20201005.html)

この増加の主な原因は、人間の活動による放出が30%程度増えたことです。全体の中では、農業における窒素肥料の使用、そして家畜からの堆肥製造といった農業活動が増加したことが排出量増加の主要因となっていました。今後、食料、飼料、繊維、エネルギーの需要が高まり、主な発生源である食料システムや、廃棄物や産業活動による排出が増えることで、2050年までに総排出量は倍増する可能性があります。

今回の公開フォーラムでは、本論文の共著者らを講演者に迎え、「世界の一酸化二窒素(N2O)収支2020年版」の解説や、N2Oと食料システムの関係等に関する講演、パネルディスカッションを行います。

【午前の部】(9:30~11:30)

言語

  • 日本語

講演内容

  • 開会挨拶:三枝信子(国立環境研究所(NIES) 地球環境研究センター長)
    春日文子(NIES 特任フェロー/フューチャー・アース国際事務局日本ハブ事務局長)
  • 講演1:「世界の一酸化二窒素(N2O)収支2020年版」概要
    伊藤昭彦(NIES 地球環境研究センター 物質循環モデリング・解析研究室長)
  • 講演2:「人類の食料生産・消費がもたらす窒素問題」
    林健太郎(農研機構 農業環境変動研究センター 物質循環研究領域 広域循環評価ユニット長)
  • 講演3:「土壌の視点から見る一酸化二窒素(N2O)発生のプロセスと実現可能な緩和」
    犬伏和之(千葉大学 園芸学研究科 土壌学研究室 教授)
  • パネルディスカッション:
    ファシリテーター 江守正多(NIES 地球環境研究センター 副センター長/低炭素研究プログラム総括/社会対話・協働推進オフィス代表)

【午後の部】(13:00~15:30)

言語

  • 英語

講演内容

  • 開会挨拶:Seita EMORI (Deputy Director of Center for Global Environmental Research and leader of Low-Carbon Research Program and Social Dialogue and Co-production Office, NIES)
    Giles SIOEN(NIES and Future Earth)
  • 講演1:Global Nitrous Oxide Budget 2020
    Prabir PATRA(Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC))
  • 講演2:Nitrogen issues induced by food production and consumption
    Kentaro HAYASHI (Division of Biogeochemical Cycles, Institute for Agro-Environmental Sciences, NARO)
  • 講演3:Global cropland-N2O emission and mitigation potential
    Feng ZHOU(College of Urban and Environmental Sciences, Peking University)
  • 講演4:Soil perspective – Processes & mitigation
    Kazuyuki INUBUSHI (Soil Science, Chiba University)
  • 講演5:Transitioning to 1.5-degree food systems
    Steven R. MCGREEVY (Research Institute for Humanity and Nature)
  • パネルディスカッション:
    ファシリテーター Peraphan JITTRAPIROM(Exc. Director of GCP Tsukuba office/Senior Research Fellow, Nijmegen School of Management, Radboud University)

*本会合はグローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)つくば国際オフィス、国立研究開発法人国立環境研究所 地球環境研究センター、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)、フューチャー・アース日本ハブが主催します。
*詳しいプログラム・講演要旨については、添付のフライヤーをご参照ください。


(問合せ先)
国立研究開発法人国立環境研究所 地球環境研究センター
GCPつくば国際オフィス
Email: jittrapirom.peraphan@nies.go.jp, ojima.yukako@nies.go.jp
Website: http://cger.nies.go.jp/gcp/

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