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2017年11月14日

受賞のお知らせ ~
杉本 伸夫 フェローが日本気象学会堀内賞を受賞

概要

受賞者氏名: 杉本伸夫 (環境計測研究センター)
賞の名称:  日本気象学会堀内賞
授賞機関:  (公社)日本気象学会
受賞年月日: 2017年10月31日
受賞対象:  ライダーによる東アジア大気環境および気候研究の推進

賞状を手にする杉本伸夫フェローの写真

ひとこと

国立環境研のライダー研究チームが進めてきたライダーによるエアロゾルの観測に関する一連の研究成果を評価していただきました。地球温暖化物質の長期観測に関する研究課題の中で、1996年につくばにおいてライダーによるエアロゾルの自動連続観測を開始したことに始まり、黄砂や大気汚染エアロゾルの分布と動態を観測する東アジアのライダーネットワーク(AD-Net)の構築に発展しました。ネットワーク観測データは、化学輸送モデルの検証・同化や、様々な応用研究に利用されてきました。また、世界気象機関(WMO)全球大気監視(GAW)のライダーネットワーク(GALION)のサブネットワークとしての貢献も行なってきました。また、ライダー装置の高機能化とデータ解析手法の研究も並行して進め、光学的に判別できる4種類のエアロゾルを分離してそれぞれの濃度の導出する手法を開発しました。これはエアロゾルの化学組成や形状と光学特性の関係を理解するための有用な手法となるものです。今後、AD-Netにおける高機能ライダーの展開がさらに進むことを期待しています。最後に、本研究の推進では非常に多くの方々のご協力をいただいています。ここに感謝の意を表します。