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2019年10月28日

「夏の大公開」2019 開催報告

【行事報告】

一般公開分科会事務局

 国立環境研究所では「夏の大公開」として、子供から大人まで幅広い年齢層の方々に向け、楽しみながら環境問題や環境研究について学んでいただくイベントを開催しています。

 今回は展示・クイズ・サイエンスカフェ・体験イベント等60を超える企画を実施いたしました。
 7月20日の開催当日は、梅雨が明けず蒸し暑い1日ではあったものの、直前までの雨予報にもかかわらず雨が降ることもなく、来場者数は6,165名と過去最高を記録しました。
 今年初の試みとして、つくば市を拠点に活動する「Dr.ナダレンジャー」(雪崩・突風・落石・地震など自然災害を研究し、様々なアイテムを駆使して自然災害を分かりやすく解説する科学者)をお招きし、地球環境研究センターとコラボした「防災と地球温暖化」を考える企画を開催しました(写真1)。また、国立環境研究所が独自に開発した「ヒアリDNA 検出キット」を使ってヒアリを簡単に見分ける体験(写真2)、4月に開催した春の環境講座でも人気を博した「実験施設潜入ツアー」(写真3)など、子供から大人まで楽しめる企画が目白押しでした。

Dr.ナダレンジャーの写真
写真1 「Dr.ナダレンジャーと考える防災と地球温暖化」
写真2 「ヒアリDNA 検出キット」

 最近話題になっているプラスチックごみの問題を研究者と考えるサイエンスカフェ「プラスチック 何が問題?」(写真4)では、「何が問題なのか」「解決策は?」などを話し合い、プラスチックごみについての理解を深めていただきました。また、気候変動への「適応」について書かれた絵巻物を作る体験イベント(写真5)では、自分たちがいま身近に出来ることは何なのか、体験や説明を通して楽しみながら学んでいただけたと思います。

 そのほか、「サメやタコのタッチプール」(写真6)や「自転車発電」(写真7)、「こでん屋」(写真8)など毎年好評を博している企画にもたくさんの方にご参加いただき、整理券を配布した一部企画では短時間のうちに整理券がなくなるところもありました。ご来場いただいた多くの皆様に改めまして感謝申し上げます。

 今後もこのような楽しいイベントを開催してまいりますので、国立環境研究所の研究活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

実験施設潜入ツアーの写真
写真3 「実験施設潜入ツアー」
サイエンスカフェの写真
写真4 「サイエンスカフェ「プラスチック 何が問題?」」
絵巻工房の写真
写真5 「絵巻物を作ろう!気候変動「適応」絵巻工房」
タッチプールの写真
写真6 「サメやタコのタッチプール」
自転車発電の写真
写真7 「自転車発電」
こでん屋の写真
写真8 「こでん屋」
夏の大公開の様子の写真

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