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2014年6月30日

新刊紹介

国立環境研究所年報 平成25年度

 本年報は、第3期中期計画(平成23~27年度)の3年目にあたる平成25年度の活動状況をとりまとめたものです。

 研究所では、平成25年3月に第3期中期計画を変更して、災害と環境に関する研究の実施を明記し、東日本大震災からの復旧・復興に向けた調査・研究を総合的・一体的に推進しています。また、福島県環境創造センターにおける福島支部の平成28年度開設に向けて、平成25年10月1日に福島支部準備室を設置し、本格的な準備を開始しました。

 年報には、環境研究の柱となる8つの研究分野の概要、課題対応型の研究プログラム、環境研究の基盤整備、災害環境研究、及び各研究分野の個別研究課題について、それぞれの目的、並びに平成25年度の活動内容と成果がとりまとめられています。

 さらに、環境情報の収集・提供業務活動の概要、研究施設・設備の状況、研究成果発表、その他研究所の活動の全体像を知る上で役に立つ様々な資料が掲載されています。

環境儀No.53「サンゴ礁の過去・現在・未来~環境変化との関わりから保全へ~」

No.53表紙
研究者:山野 博哉

 サンゴ礁は地球の表面積の0.1%の面積を占めるにすぎませんが、そこに9万種もの多様な生物が生息しており、人間に漁業資源や観光資源を提供しています。また、サンゴ礁は天然の防波堤となり、沿岸に住む人々を高波から守ります。このように人間を含めた生物に多大な恩恵を与えてくれるサンゴ礁ですが、近年、気候変動や赤土の流出など陸域からの負荷によってサンゴが減少し、急速に衰退しています。

 国立環境研究所では、モニタリングやデータベースの作成を通じて、環境変化がサンゴ礁に与える影響を明らかにし、サンゴ礁の将来予測や保全策の立案を行う研究に取り組んでいます。本号では、過去から未来にかけてのサンゴ礁の変化と、それに基づく保全策について、最新の研究成果を交えながら紹介します。

 また、日本では、2008年の国際サンゴ礁年を機に、ダイバー、NPOや研究者のネットワークが作られ、精力的なモニタリング活動を行っています。本号では、このような市民参加型のモニタリング調査の成果についても紹介しています。

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