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国立環境研究所年報 平成18年度 A-32-2007(平成19年6月発行)

  本書には,国立環境研究所の第2期中期計画初年度にあたる平成18年度の活動状況がとりまとめられています。第2期の新しい組織の概要説明に引き続き,4つの重点研究プログラムの概要と中核プロジェクト並びに関連研究,各ユニットの基盤的調査研究,各センター並びにラボラトリの知的研究基盤整備について,それぞれの目的並びに平成18年度の活動内容と成果が取りまとめられています。さらに,環境情報の収集,提供業務活動の概要,研究施設・設備の状況,研究成果の一覧,その他研究所の活動の全体像を知る上で役に立つ様々な資料が掲載されています。

(編集委員会委員長 柴田 康行)

国立環境研究所研究計画 平成19年度 AP-7-2007(平成19年6月発行)

 本書は,平成19(2007)年度に国立環境研究所において実施する研究計画の概要を示したものです。昨年度より開始した第二期中期計画(平成18~22年度)にともない,「重点研究プログラム」,「基盤的な調査・研究活動」及び「知的研究基盤の整備」の3つに分けた構成となっております。「重点研究プログラム」では,全体の計画を包括的に記載しています。また,当該プログラムを構成している中核研究プロジェクトでは,全体計画の概要を記載するとともに,それに関連する(又は含まれる)個別研究課題の一覧を末尾に掲載しています。研究計画データベースに登録された研究課題(継続分,新規分)は354課題に及び,他機関が研究代表者であって分担者として参画するものも全て含みます。

(研究企画主幹 近藤 美則)

環境報告書2007 E-2-2007(平成19年7月発行)

  2005年4月1日に施行された「環境情報の提供の促進等による特定事業者等の環境に配慮した事業活動の促進に関する法律」(環境配慮促進法)は,独立行政法人等の特定事業者が,その事業活動における環境への負荷の低減,その他の環境の保全に関する活動,環境への負荷を生じさせ,または生じさせる原因となる活動の状況について,事業年度または営業年度ごとに,環境報告書を作成し,公表することを義務づけています。

 本報告書は,第2期中期計画(2006~2010年)の初年度である2006年度において,国立環境研究所及びその職員が取り組んだ環境負荷低減等の活動をとりまとめたものです。2006年度で特筆すべきことは,環境マネジメントシステムの構築であり,同システムは2007年度から運用を開始しています。持続可能な社会の構築に向けて環境に関する各主体間の相互理解を深める“環境コミュニケーション”の重要な手段のひとつである環境報告書をより多くの方々に読んでいただけるよう,本報告書は,最初の環境報告書である「環境報告書2006」を踏襲して,環境配慮の状況のみならず,職員によるコラムや研究活動の紹介など,“読み物”として楽しんでいただけるような構成となっています。是非ご一読いただき,国立環境研究所の環境配慮への取組や環境報告書について忌憚のないご意見をお寄せいただきますようお願いいたします。

(「環境報告書2007」 編集事務局 佐藤 邦子)

「環境儀」 No.25 環境知覚研究の勧め
-好ましい環境をめざして(平成19年7月発行)

  風景や景観は,私たちが身近に感じることができる環境の1つです。「環境儀」第25号では,国立環境研究所で30年にわたって外界と人間の心の関係(これを,ここでは環境と考えます)を解明する試みを続けてきた社会環境システム研究領域 青木陽二主席研究員の風景や景観の評価に関する研究をわかりやすく紹介しています。内容は,霞ヶ浦をフィールドに人間が環境をどのようにとらえてきたのかについて調査した環境知覚実験の解説や,西洋人が記録した文献を調査することで得られた日本の風景の評価,俳句の季語に表れる植物から分析した日本の季節変化などが取り上げられています。そのほか,日本人は風景をどのように見てきたのか,つくばの風景が実際にどのように変わってきたのか等のコラムを通じて,風景評価の例が説明されています。風景の評価は比較的歴史の浅い分野ですが,風景評価を分析することは,環境問題を解決する鍵となる外界と人間の心の関係を解き明かす上で,大きな意義を持ちます。本号を読まれた方が,身近な環境である景観や風景に関心が持ち,研究者と一緒に考えることで,この分野の研究がさらに進展すると考えています。

(「環境儀」 第25号ワーキンググループリーダー 増井 利彦)