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その他の報告
波照間−地球環境モニタリングステーション竣工記念式典報告
遠藤  裕一

梅雨明け宣言と同時にうだるような真夏日となった、沖縄県竹富町波照間島において平成4年6月25日10時半から「波照間−地球環境モニタリングステーション」の竣工式典が挙行された。

当日は、中村正三郎環境庁長官、沖縄県宮平洋出納長はじめ国、県、町、地元公民館の代表、約70名に出席いただいた。

式典は、市川惇信国立環境研究所長の開式の挨拶で始まり、中村環境庁長官の式辞に引き続き、中村長官、宮平出納長、友利竹富町長によってテープカットが行われた。その後、西岡地球環境研究センター総括研究管理官から、施設設立の経緯及び概要説明、宮平出納長及び安里波照間公民館長による祝辞があった。

閉会後、波照間農村集落センターに会場を移しての祝賀会では、伝統的な民族衣装を着けた島の方々による、地元の代表的な民謡“波照間島節”で幕を開けた後、祝宴に移り盛会裡の内に閉会した。

波照間島は「最果てのウルマ(サンゴ)」から名付けられたという。その名のとおり有人島としては、日本最南端の島である。石垣島の南西42qにあり平坦な島のほとんどをサトウキビ畑が占める。山羊の放牧も盛んで、あちこちでのんびりと草を食む姿が見られる。したがって、大気は人為的な活動の影響を受けにくく、温室効果ガスの濃度も大きな変化を起こさない。このような場所にある波照間ステーションは、太平洋や亜熱帯地方のベースライン大気を長期間モニタリングするために、非常に適した場所に位置している。

同ステーションは、完全自動化により温室効果ガスを継続的に測定できる世界で初めての施設であり、今後の予定としては、今年中に二酸化炭素、メタン等を測定するための自動連続装置等を順次設置していき、来年早々から試験運転を開始する予定である。

なお、波照間ステーションの建設に当たり一方ならずご協力、ご支援を頂いた沖縄開発庁、農林水産省、沖縄県、竹富町及び波照間島をはじめとする地元の皆様方に、心から感謝申し上げる次第である。

(えんどう  ゆういち、地球環境研究センター)


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