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2016年4月11日

受賞のお知らせ ~ 久保 雄広 研究員が日本森林学会学生奨励賞を受賞

概 要

受賞者氏名: 久保 雄広(生物・生態系環境研究センター)
賞の名称:  日本森林学会学生奨励賞
授賞機関:  日本森林学会
受賞年月日: 2016年1月12日
受賞対象:  Spatial tradeoffs between residents' preferences for brown bear conservation and the mitigation of human-bear conflicts., Biological Conservation, 176, 126-132, 2014

久保 雄広(左:生物・生態系環境研究センター 生物多様性保全計画研究室 研究員)と共著者の北海道大学庄子康准教授(右)

ひとこと

 近年、野生動物と人間社会との軋轢が世界中で深刻な問題となっています。これらの軋轢は自然保護地域の設定をはじめとする保全活動に対して、地域住民の態度を悪化させることが知られています。その一方、野生動物に関する観光などから得られる便益は野生動物の存在に対する地域住民の許容度を高め、保全に対する意欲を向上させることが知られています。つまり、地域住民にとって野生動物の保全は一種のトレードオフ問題となっている可能性が指摘されてきました。今回の論文では、離散選択型実験を用いて、知床半島におけるヒグマ生息に対して地域住民がどこでヒグマ生息を望んでいてどこで望んでいないのか、ヒグマ生息に関する空間的なトレードオフ認識を明らかにしました。今回の受賞を励みに、今後も実際の野生動物や自然公園の管理に貢献することに重きを置いて、研究に邁進していきたいと考えております。

リンク

【組織紹介-生物・生態系環境研究センター】
http://www.nies.go.jp/sosiki/biology.html

【研究者紹介ページ-久保 雄広】
http://www.nies.go.jp/researchers/300750.html