ヘッダーユーティリティメニュー

イベント情報、交通案内、サイトマップ、関連リンク、お問い合わせ・ご意見

グローバルナビゲーション


ホーム > 刊行物 > 国立環境研究所ニュース > 24巻 > 1号 (2005年4月発行)  > 「第20回全国環境研究所交流シンポジウム」−生物指標・モニタリング−生物を用いて環境を測る−

ここからページ本文です

「第20回全国環境研究所交流シンポジウム」−生物指標・モニタリング−生物を用いて環境を測る−
松永 恒雄

平成17年2月16〜17日にかけて「生物指標・モニタリング−生物を用いて環境を測る」をテーマに,第20回全国環境研究所交流シンポジウムを当研究所の大山記念ホールを会場として開催した。本シンポジウムは,「環境研究に関する研究発表,意見交換を通じて地方環境研究所(以下,地環研)と国立環境研究所(以下,国環研)の研究者間の交流を図り,共同研究等の新たな展開に役立てると共に,環境研究の一層の推進を図ることを目的とする(全国環境研究所交流シンポジウム実施要領)」という趣旨で実施しているもので,第1回の昭和61年以来,毎年,第4四半期に開催している。なお,当初は「全国公害研究所交流シンポジウム」との命名で始まったが,「公害」から「環境」へという時代のすう勢に合わせて,「全国環境・公害研究所交流シンポジウム」,そして現在の「全国環境研究所交流シンポジウム」とその名称が変遷している。

今回のシンポジウムテーマは,全国環境研協議会加盟機関へのアンケート結果に基づき決めたものであるが,「生物指標」については第3回(昭和63年1月)に取り上げて以来,17年ぶり2回目となる。その間,内分泌撹乱物質や生物多様性の重要性が急速に認識されたこと等を受け,本シンポジウムの講演も非常に多岐にわたった。当日のシンポジウムは,添付のプログラムにあるように,国立環境研究所生物圏環境研究領域の渡邉信領域長による特別講演「水と生物多様性」に続いて,「生物のモニタリング」「内分泌撹乱物質」「生物多様性の保全」「生物指標」の4つのセッションにおいて計16の講演及び活発な討論が行われた。

なお,シンポジウム両日の延べ参加者は208名に上り,シンポジウム終了後の見学会にも27名の参加を得,環境試料タイムカプセル棟等の所内研究施設を見学して頂いた。

(まつなが つねお,前研究企画官)

【プログラム】

平成17年2月16日(水)
14:00−14:05  開会挨拶      国立環境研究所理事長  合志陽一
14:05−14:10  来賓挨拶      環境省総合環境政策局環境研究技術室長補佐  片山雅英
14:10−14:40  特別講演      (座長:笠井文絵)
「水と生物多様性」
  ○渡邉  信(生物圏環境研究領域長)

セッション1:生物のモニタリング  (座長:笠井文絵)
(1)14:40−15:00 「林床の下刈りにともなうギフチョウによる産卵密度の経年変化」
  ○須賀  丈,尾関雅章,浜田  崇,岸元良輔(長野県環境保全研究所)
(2)15:00−15:20 「ウニ卵発生法による豊島周辺海域環境モニタリング」
  ○白井康子(香川県環境保健研究センター)
(3)15:20−15:40 「福岡県下の河川源流部の大型底生動物相−酸性雨森林生態系影響調査より」
  ○緒方  健,山崎正敏(福岡県保健環境研究所)
(4)15:40−16:00 「長野県における車軸藻類の分布と保全活動」
  ○樋口澄男,北野  聡(長野県環境保全研究所),近藤洋一(野尻湖ナウマン象博物館),酒井昌幸,山川篤行,酒井今朝重(野尻湖水草復元研究会),野崎久義,坂山英俊(東京大学),渡邉  信(国立環境研究所)
(5)16:00−16:20 「三重県志摩半島の海中構造物周辺の生物調査」
  ○岩崎誠二,高橋正昭(三重県科学技術振興センター保健環境研究部)

セッション2:内分泌攪乱物質  (座長:白石不二雄)
(6)16:30−16:50 「メダカを用いた内分泌撹乱化学物質等の底質汚染調査法の提案と学校教育」
  ○鑪迫典久(国立環境研究所)
(7)16:50−17:10 「東京湾におけるマコガレイ資源の減少要因の解明」
  ○久米  元,堀口敏宏,後藤晃宏(国立環境研究所),丸尾直子(東ソー),原  彰彦(北海道大学),白石寛明,柴田康行,森田昌敏(国立環境研究所),清水  誠(東京大学)
(8)17:10−17:30 「野外における環境ホルモンのクサガメに対する影響」
  ○多田哲子,坂  雅宏(京都府保健環境研究所)
(9)17:30−17:50 「酵母を用いた北海道全域河川のエストロゲン活性モニタリング」
  ○永洞真一郎,阿賀裕英,村田清康,坂田康一(北海道環境科学研究センター)

平成17年2月17日(木)
セッション3:生物多様性の保全  (座長:高村典子)
(10) 9:30− 9:50 「流域生態系の再生を目的とした河川ネットワーク解析技術開発」
  ○福島路生,亀山  哲,宮下  衛,宮下七重(国立環境研究所)
(11) 9:50−10:10 「渡り鳥の生息地ネットワークの連結性解析」
  ○島崎彦人(国立環境研究所),田村正行(京都大学),樋口広芳(東京大学)
(12)10:10−10:30 「野生生物の生育・生息地としての湿原環境モニタリングに関する取り組み」
  ○高田雅之,布和敖斯尓(北海道環境科学研究センター),谷  宏,郭  穎,小野貴司(北海道大学),齋藤健一,加藤晃司((株)シン技術コンサル),高橋英紀(北海道水文気候研究所)
(13)10:30−10:50 「生物多様性モニタリングとその利用」
  ○嶋田知英(埼玉県環境科学国際センター)

12:00−12:20  閉会挨拶        国立環境研究所理事  西岡秀三
14:00−16:00  施設見学会


サブナビゲーション



フッターユーティリティメニュー