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第1回独立行政法人国立環境研究 「絵画コンテスト」 〜20年後の環境都市〜

 テーマ :「20年後の環境都市」

20年後、あなたはどんな大人になっているでしょう。

街も地域も変わっているでしょうね。

きっと住みやすい、住んでいて楽しいところになっていることでしょう。

あなたの自由な発想で、20年先にあなたが住んでみたい

環境にやさしい街や街をとりまく自然を含めた都市域の姿を

画用紙に描いて応募してください。

主催:独立行政法人国立環境研究所     後援 : つくば市教育委員会     協力:イーアスつくば

最優秀賞:「懐古的主義近未来」
茨城県つくば市 甲斐田楓さん

懐古的主義近未来

20年後は、エアコンなどを使わずに生活していた近世の文化が見直され、建物や服装は江戸時代の工夫の良いところを取り入れたものになっています。ほとんどの家が太陽光パネルなどを使った自家発電で電力を賄っています。水素で走る自動車や鉄道が実用化されていて、小型で低速での飛行が可能な航空機が空に浮かんでいます。ペットや手伝いとして人と一緒に生活しているロボットたちも、太陽光や水素で動きます。

選考コメント:
「懐古的主義近未来」という標題の作品でありまして、江戸時代など昔の人たちの暮らしは今の私たちがみると非常に自然と共生している、そういう暮らしをしている訳ですね。一方、現代では太陽光発電などの再生エネルギーも入った新しい土地の自然との共生の技術が発達している。この二種類の技術を未来において融合したというイメージを生活の中に出しており、素晴らしいと思います。描かれている夏の夕暮れの街並木がなんとも落ち着いた雰囲気で、ぜひその中で暮らしたい、そういう感じがいたします。絵も大変丁寧で、最優秀賞となりました。おめでとうございます。

受賞者より:
本日はこのような賞をありがとうございました。20年後ということですが、昔のスタイルも大事にしたいという思いが伝わったようで嬉しいです。ありがとうございました。

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優秀賞:「LOVE the earth」
茨城県稲敷郡美浦村 藤本さくらさん

LOVE the earth

今の私の周りは自然も少ないし、人もみんなどこか急がしそうでよくボンヤリしているといわれる私には少し窮屈な世界になってきているので20年後の未来はふわふわでのんびりした自然の多いカラフルな世界に住みたいと思いこの絵を描きました。カラフルにするために木は緑だけではなく桜や黄のかかった葉の黄を取り入れてみました。

選考コメント:
「LOVE the earth」という標題で、大変カラフルな色遣いで素晴らしい絵だと思います。そしてカラフルですけど非常にのんびりした居心地の良い都市環境が描かれているのではないかと思います。こんな環境に20年後生きていたら住みたいな、と思います。おめでとうございます。

受賞者より:
本日はこのような賞をありがとうございます。このような大きい賞は初めてなのでとっても嬉しいです。ありがとうございました。

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優秀賞:「人と自然に優しい街つくば」
茨城県つくば市 斉藤菜摘さん

人と自然に優しい街つくば

20年後、車が自ら危険を察知して自動的に停車するシステムが開発され交通事故は劇的に減少するに違いない。電気は、石油や原子力発電に頼ることなく風力や水力、太陽光、バイオマス発電等再生可能エネルギーを利用して作られる。危険な仕事はロボットに助けてもらうが、料理は自分で手間暇かけて作り母の味を伝えたい。子供達には豊かな自然や動物と触れ合いながら家族や地域の絆の中で思いやりのある優しい大人に育ってほしい。

選考コメント:
斉藤さんの作品は「人と自然に優しい街つくば」という題名の絵です。まずそのつくばという街が生き生きと描かれています。車は自動的に危険を回避するようですし、花と車が見事に共存している街という感じであります。最新の技術と自然を大切にしたいという思いが大変よく伝わってくる作品であるということで優秀賞となりました。おめでとうございます。

受賞者より:
谷田部中学校2年斉藤菜摘です。私は20年後のつくばがエコで地球に優しい街になっているといいなと思ったのでこの絵を描きました。ありがとうございました。

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優秀賞:「筑波環境学園都市」
茨城県つくば市 仁木正義さん

筑波環境学園都市

僕は、この絵に2つの考えを描いた。1つ目は緑だ。今は自然が多くあるが、20年後には開発が進み、緑が減少するかもしれない。そこで、20年後には今以上に緑が増えていることを願い、緑を多く描いた。2つ目は自然エネルギーだ。今、発電は環境に悪い火力が主流となった。そのため、20年後には自然エネルギーが普及することを願い、太陽光パネルやその道を描いた。20年後、つくばが「筑波環境学園都市」となることを願いたい。

選考コメント:
仁木さんの絵は「つくば環境学園都市」という題です。まず太陽光パネルの道路が印象的でありまして、道路にパネルを並べるという自由で独創的な発想と思います。減らしてはいけない緑、減る事のない太陽エネルギー、この2つが合体した素晴らしい環境学園都市ではないかと思います。大変良い作品だということで、優秀賞となりました。おめでとうございます。

受賞者より:
これは学校の課題ということで描いたんですけど、一応筑波山が描いてありますけど、いろいろとつくばも入れてみました。

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地球環境研究センター賞:「温かい町」
茨城県つくば市 鈴木歩弥さん

温かい町

この作品は、ビル1つ1つに日本の四季を表し、植物生物が20年たっても共存できる環境都市を描きました。現在は、生物が少しずつ減ってきていて、森林も都市にはあまり見られないのが現実です。そして、あの地震があってから、昔のやさしいぬくもりのある町にはもどれていません。私はこの思いから20年後、ぬくもりのある町、そして都市に生物、森林が豊かな町になってほしいという気持ちでこの作品を描きました。

選考コメント:
「自然」と「都市」とが共存する、自然豊かな温もりのある町にしたいと願う気持ちが丁寧に描かれています。地球上に住むみんなの思いが実を結ぶような、そんな社会を共に作って行きましょう。

受賞者より:
この度はこのような賞をいただきありがとうございました。私はこの作品をかくにつれ、20年後にも動物や自然が豊かであって欲しいという思いを込めてこの作品を描きました。本日はありがとうございました。

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資源循環・廃棄物研究センター賞:「私の夢」
青森県青森市 坂本朋美さん

私の夢

私は、青森県青森市が大好きです。青森と言えば、りんご・さくらんぼ・とうもろこし・ごぼう・にんにく・いか・ほたてなどの食べ物が豊富で、水がとてもおいしいです。 20年後の青森県は、伝統や環境を守りながら、今よりもっと住みやすい街になっていると思います。私は、仕事と子育てをがんばりながら、家族みんなで幸せにくらしたいです。

選考コメント:
坂本さん、循環センター賞の受賞、おめでとうございます。
絵の中にあるりんご、さくらんぼ、にんにく、ほたて
などなど青森の特産品の全てがニコニコ笑顔で、
ふるさとをとても大事に思われていることが伝わってきました。

わたしたち循環センターでは地域特性を活かした
循環型社会づくりについて研究をしています。

坂本さんが描かれたような笑顔あふれる元気な
地域づくりに私たちの研究が少しでも役立てば嬉しいです。

応募頂きましてありがとうございました。

受賞者より:
20年後の環境はどうなっているかを考えながら絵を描きました。入選して、とてもうれしかったです。

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環境リスク研究センター賞:「カワセミの住む街」
茨城県つくば市 牧野夏椰さん

カワセミの住む街

20年後、科学技術が発達し、街はもっと使いやすいものになっていると思います。しかし、開発によって今よりもっと自然環境が失われるかもしれません。なので私は、都市の中心にも自然があり、そこが野生の動物や、人々のいこいの場になってほしいと思い、この絵をかきました。20年後の街が「ホタルやカワセミの住む都会」になったらうれしいです。

選考コメント:
昨年の11月、職員が窓にぶつかって弱っていたきれいなカワセミを環境リスク棟の玄関先で見つけました。
獣医でもある研究員のアドバイスに従って、体を温めてあげるとみるみる回復して元気に飛び立って行ったそうです。
"カワセミ"の視点から人の住む世界を眺めるという大胆な構図、大きく羽を広げた姿、何かを問いかけるようなやさしい視線が、野生生物と共存する都市環境の創造を願う作者の気持ちを代弁しているようです。
中央の池には、カワセミの餌となる魚、魚の餌となるほたるなどの多様な水生生物が生息しているのでしょう、化学物質や農薬のリスクが管理された社会であることも感じさせてくれました。

受賞者より:
今回はこのような賞をいただき、ありがとうございました。私は動物とか鳥とかが好きなので、20年後都会に生物がいなくなったりしないで、人間と共存できるようになっていたらいいなと思ってこの絵を描きました。受賞できるとは思っていなかったので嬉しいです。ありがとうございました。

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地域環境研究センター賞:「自然と文明の調和」
茨城県取手市 吉田真也さん

自然と文明の調和

本当に住みよい快適な世界とはどんな世界なのか?SF映画のような、ハイテク都市をうかべる人が多いだろう。都会に住む人が、田舎へ行ったとき、空気がおいしい、とか景色がきれいなどと言う。なぜそういうのだろう?都会の空気がおいしいなどとは言わないはずであるのに。要するに、人間は、自然が満ちあふれている方が本能的に快適なのではないだろうか。自然、現在の文明、それぞれの良い所を調和させた都市があればと願う。

選考コメント:
自然と文明の調和した姿がシンプルでわかりやすく表現されており、
また、「日本らしさ」が感じ取れる作品です。説明文も素晴らしく、
是非、多くの人に読んでほしいと思います。

受賞者より:
僕は春に行われる絵画コンテストで春に咲く桜をみながら、今後の未来の環境都市は自然がメインにならなければならないと考えてこの絵を描こうと思いました。今回はこの賞をありがとうございました。

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生物・生態系環境研究センター賞:「道端の光」
福島県河沼郡柳津町 二瓶大翔さん

道端の光

この作品は、僕の古郷で、学校の近くの風景です。この手前の花から見える、僕が住んでいる古郷を描きました。花からと自分からの見る、世界が違っていてとても感動しました。このような世界を守るためにも環境を守り、古郷を守っていきたいです。

選考コメント:
作者が慣れ親しんでいる学校近くの風景を、道端に咲く花からの視座で描くことにより、全く違って見える世界に感動し、そこから環境を守り、故郷を守ることの大切さを感じとり表現した作品です。常に人間の側(がわ)からみる方法にどっぷりと浸かっている現代社会に、新鮮な発想を投げました。なにげない日常の魅力を見つけ、それを大切にして生きることの勇気を教えていただいたように思います。

生物・生態系環境研究センターの皆さんの投票数が最も多かった作品です。

受賞者代理より:
20年後30年後、時が経とうがこの風景が変わらずに残っていることを彼は望んでいるのではないかなと思います。

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環境健康研究センター賞:「海底住宅」
茨城県土浦市 栗城悠太さん

海底住宅

僕は、20年後には地上だけでなく、水中にも住宅ができているのではないかと思い、この絵をかきました。 学校や家の中から、きれいな水族館のような景色が見えたらいいなと思います。 住宅のごみなどで、海が汚れないような配慮をすれば、いつまでも快適で安全にくらせると思います。 20年後に、このような住宅ができていれば、ぜひ住んでみたいと思います。

選考コメント:
海底住宅の部屋で描かれている家庭での食事の様子や学校での生活が、いかにも健康的でいいと思います。子供たちの笑顔も、エコチル調査のコアセンターのある健康センターのイメージによく合っているのではないでしょうか。

受賞者より:
今、地球温暖化などの影響が問題になっています。だから僕は、あまり、影響を受けなさそうな海の中にマンションを描きました。学校なども、マンションの中にあり、とても楽しい場所だと思います。

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社会環境システム研究センター賞:
「省エネルギー、創エネルギーの自然都市」
茨城県つくば市 山口玲さん

省エネルギー、創エネルギーの自然都市

20年後の街は、乗用車が姿を消し、徒歩と自転車、バスが主な交通機関になり、市街地の間を鉄道がつないでいると思います。また、街はビル風で発電できるようにビルが配置され、徒歩と自転車中心のつくりになっていると思います。太陽光発電パネルは、屋根材と一体になったものやガラスのように透明なものが一般的となり、様々な建築物に利用されるでしょう。さらに、街には緑があふれていると思います。

選考コメント:
車に頼らない社会を大胆に打ち出しつつ、太陽光や風力エネルギー、そして豊かな緑も考慮して、人の生活とまちと自然とのつながりを立体的に表現した構想力は大変すばらしく、興味深い提案です。

受賞者より:
僕は今、地球環境に大きな影響を及ぼしているのはエネルギーだと思って、そのエネルギーの使用を人間がいかに減らしていくかを考えてこの絵を描きました。うちの父さんが某独立行政法人の街作りをやっているところなので、父ちゃんにこのアイディアを売りつけたいと思います。

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環境計測研究センター賞:「緑の町」
茨城県龍ヶ崎市 小澤知輝さん

緑の町

現在でも地球温暖化などの環境問題が世界的に問題視されている。今日は、日本も先進国の一つとして環境問題への配慮がなされている。今後、地球環境の改善が地球規模のものになっていくと、日本もさらに力を注ぎ、まずは各地域で自然を増やそうとする取り組みがされると思う。そして、日本全体で緑があふれ、環境に優しい国として地球と共存した発展を遂げていくと考えられる。だから、緑と一体化したこの町並みを描いた。

選考コメント:
環境配慮の街づくりは地域から、そして国へ。そんな取り組みとして、緑に囲まれた街づくりの発想に共感しました。緑に囲まれた街は、地球環境の改善の点からだけでなく、そこで生活する人々のメンタル面でもきっと良い効果をもたらすことでしょう。

受賞者より:
今回の絵を描く上で、未来の街に緑があふれることを願ってこの絵を描きました。今回この賞をいただき本当に嬉しく思っています。ありがとうございました。

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