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2019年11月29日

受賞のお知らせ ~ 徐 開欽 主席研究員が第22回日本水処理生物学会論文賞を受賞

概要

受賞者氏名: 徐 開欽(資源循環・廃棄物研究センター)
賞の名称:  第22回日本水処理生物学会論文賞
授賞機関:  日本水処理生物学会
受賞年月日: 2019年11月09日
受賞対象:  Advanced water treatment and power reduction in a multiple-reactor activated sludge process with automatic oxygen supply device system installation,Japanese Journal of Water Treatment Biology ,54 (1), 13-27,2018

ひとこと

この度の受賞論文は、生活排水処理における複槽式活性汚泥法への自動酸素供給装置(AOSD)システムの導入による電力削減及び有機物と窒素の除去性能向上を目指した実験研究であり、特にAOSDシステムへの蛍光式及びポーラロ式の溶存酸素(DO)センサーの導入が、電力消費や処理性能に及ぼす影響を検討しました。蛍光式DOセンサーを設置した場合に、生物化学的酸素要求量、全窒素、及びアンモニア態窒素の高い除去率が安定して得られることを明らかにしました。また、AOSDシステム導入複槽式活性汚泥法の一日の電力消費量は、従来法の嫌気・好気活性汚泥法と比較して56%減少することも見出されました。これらの結果は、活性汚泥法の高性能化と省エネルギー化に貢献する有用な知見であると認められ、本論文に対して論文賞を授与されたことと考えています。なお、本研究は、(公財)国際科学振興財団、筑波大学と中国地質大学の関連研究者と連携して行われたものの一部です。ここに、ご指導いただきました先生方・関係者の皆様に心から深く感謝するとともに、今回の受賞を励みに、今後もより一層流域圏の水環境修復に役に立つ研究に精進していきたいと思っています。