報道発表
国立環境研究所の報道発表について掲載しています。
最新の報道発表
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2025年11月20日
自治体における一般廃棄物処理の将来計画を支援する未来シミュレーターを公開国立環境研究所 資源循環領域の研究グループは、一般廃棄物の排出・資源化・処理状況についての現在および将来の推計データを搭載した新たなツールとして、自治体における今後の処理や施設整備の検討を支援する「一般廃棄物未来シミュレーター」(以下、「未来シミュレーター」)を公開しました。
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2025年11月18日
生物の進化を島が支える-シマクイナが明かす、日本列島が大陸集団の存続を支える仕組み-国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所、北海道大学、国立研究開発法人国立環境研究所、千葉県立中央博物館を含む国際研究グループは、ユーラシア大陸東部と日本の湿地に生息する絶滅危惧種・シマクイナ*1の進化の歴史を解明し、日本列島の集団が大陸の集団の進化に重要な役割を果たしたことを明らかにしました。
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2025年11月17日
長期的な暑熱適応の効果を見込んでも気候変動と超高齢社会により21世紀半ばに向けて熱中症死亡者数が増加する国立環境研究所および東京大学からなる研究チームは、今後、数十年にわたる長期的な暑熱適応注釈1の効果を考慮して、熱中症死亡者数を予測することが可能な手法を開発し、気候変動および人口動態も考慮した上で、47都道府県の将来予測に取り組みました。
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2025年11月13日
ウイルス認識センサーの応答がイエネコとイリオモテヤマネコで類似 —イリオモテヤマネコも鳥インフルエンザ等感染症で重篤化の可能性—イリオモテヤマネコは、絶滅が危惧される我が国の固有亜種(注1)です。現在の個体数はおよそ100頭と推定されており、今後さらに減少する要因として懸念されるのが「感染症」です。すでにイエネコで致死性が高いことが確認されている感染症が、近縁であるイリオモテヤマネコでも発症・重症化する可能性があると指摘されています。
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2025年11月7日地球の限界を超えないために世界の食料システムの大転換が必要 —国際プロジェクトが持続可能で健康な食生活のガイドラインを提案—国立環境研究所、京都大学、立命館大学が参画する国際研究グループは、複数のシミュレーションモデルを用いた研究により、持続可能で健康な食生活、食品廃棄物の削減、生産性の向上を組み合わせた「食料システムの大転換」を2050年にかけて進めた場合の地球環境と経済に与える影響を評価しました。


