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平成30年度生態毒性に係るQSAR手法に関する調査検討業務(平成 30年度)
FY2018 Study on QSAR Technique Regarding Ecotoxicity

予算区分
BY 環境-委託請負
研究課題コード
1818BY009
開始/終了年度
2018~2018年
キーワード(日本語)
生態毒性予測
キーワード(英語)
Ecotoxicity Prediction

研究概要

化審法では、化審法制定以前に製造・輸入が行われていた既存化学物質を含むすべての一般化学物質について、優先的に評価を行うべき化学物質(優先評価化学物質)を絞り込むためのスクリーニング評価を行い、必要に応じてより詳細なリスク評価を迅速かつ着実に実施し、その結果に応じた適切な措置を講じることとしている。平成23年度以降、毎年度スクリーニング評価を実施しているが、相当程度の推計暴露量があっても有害性情報が得られない物質が少なくない。また、リスク評価段階でも有害性情報の提供が行われず、有害性情報が十分に得られない物質もある。さらに、動物愛護の観点から動物試験の削減が国際的にも求められるなかで、時間と費用を要する動物試験ではなく、化学物質の構造式や物理化学的性状と生物学的活性(毒性等)の定量的な相関(定量的構造活性相関(Quantitative Structure-Activity Relationship: QSAR)を用いた、生態毒性の簡易推計手法の活用が期待されている。化学構造式や物理化学的性状から生態毒性を予測するQSARモデルについては、過去の環境省請負業務においては、このQSAR手法を用いた生態毒性予測システム(Kashinhou Tool for Ecotoxicity: KATE)が研究、開発されている。
本業務では、KATEの生態毒性予測に係るQSARモデルの改良に必要な検討を行うとともに、QSARモデルの化審法のスクリーニング評価、リスク評価における実践的利用のための情報収集・情報提供等を行う。専門機関等の方針を踏まえ、これらの結果の成果物を作成・報告書として取りまとめる。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

以下の調査・検討を実施する。
(1)新たな定量的生態毒性評価・予測システムの開発に関する検討
ア.カテゴリーアプローチと QSARモデルとを融合した新たな生態毒性予測システムの検討
イ.外部バリデーションの実施
(2)KATE 2017年版の公表及び操作性の向上に向けた検討
ア.KATE の更新版の公表
イ.操作性の向上
(3)QSAR手法の実践的な活用のための情報収集・情報提供
ア.OECDにおけるQSAR関連情報収集
イ.OECD QSAR Toolboxへの組み込み
ウ.「生態毒性予測システムの改良に関する検討会」における検討資料の作成
(4)今後の開発等に係る具体的な改良計画の作成

今年度の研究概要

以下の調査・検討を実施する。
(1)新たな定量的生態毒性評価・予測システムの開発に関する検討
ア.カテゴリーアプローチとQSARモデルとを融合した新たな生態毒性予測システムの検討
イ.外部バリデーションの実施
(2)KATE 2017年版の公表及び操作性の向上に向けた検討
ア.KATE の更新版の公表
イ.操作性の向上
(3)QSAR手法の実践的な活用のための情報収集・情報提供
ア.OECDにおけるQSAR関連情報収集
イ.OECD QSAR Toolboxへの組み込み
ウ.「生態毒性予測システムの改良に関する検討会」における検討資料の作成
(4)今後の開発等に係る具体的な改良計画の作成

外部との連携

ポーランド・グダンスク大学

課題代表者

山本 裕史

  • 環境リスク・健康研究センター
  • 副センター長
  • Ph.D.
  • 化学,土木工学,生物学
portrait

担当者