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染色体不安定性を伴わない野生鳥類無限分裂細胞を用いた鳥インフルエンザ評価系の構築(平成 29年度)
Establishment of avian influenza evaluation system with immortalized cell, which is derived from wild avian fibroblast

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1617CD007
開始/終了年度
2016~2017年
キーワード(日本語)
不死化細胞,鳥インフルエンザ,野生鳥類
キーワード(英語)
Immortalized cell, avian influenza, wild avian

研究概要

鳥インフルエンザは海外の発生源から野生鳥類を介して日本国内に持ち込まれ、パンデミック感染の危険性が示唆されている人獣共通感染症である。本研究では、鳥インフルエンザ媒介主である野生鳥類の鳥インフルエンザの感染感受性および細胞内増殖に関する評価系の構築を目的としている。本研究は、近年、哺乳類で報告された方法を用いて、元の細胞性質を保持した野生鳥類の無限増殖細胞の樹立を試みる。その後、樹立した無限増殖細胞を利用して、インフルエンザの感染感受性および細胞内増殖に関する評価系の構築を目標とする。本研究は、野生鳥類により媒介されるインフルエンザの感染経路の特定や、変化を続ける新規インフルエンザウイルスの機能評価を目的にしている。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

本研究では野生鳥類由来の元の細胞の性質を維持した無限増殖細胞を樹立し、鳥インフルエンザの感染感受性および細胞内増殖に関する評価系を構築する。具体的には、(1)鳥類のモデル動物として、遺伝子情報が確立され、かつ家禽として広く飼育されているニワトリ、鳥インフルエンザを発生源から媒介していると考えられているオオタカ、クマタカ、ハクチョウ、国内に広く生息しているハトの線維芽細胞へヒト由来の導入により、無限増殖細胞の樹立を試みる。(2)樹立細胞の無限増殖性を解析する。(3)樹立した無限増殖細胞株を用いて、野生鳥類のインフルエンザ(特にH5N1 型)の感染感受性および細胞内増殖の評価系を構築する。

今年度の研究概要

今年度は、引き続き野生鳥類の不死化細胞(無限増殖細胞)の樹立を進める。

課題代表者

片山 雅史

  • 生物・生態系環境研究センター
    生態リスク評価・対策研究室
  • 特別研究員
  • 博士(農学)
  • 農学,生物工学,生化学
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