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平成28年度化学物質環境リスク初期評価等実施業務(平成 28年度)
Implementation of initial risk assessment of environmental chemicals in FY2016

予算区分
BY 環境-委託請負
研究課題コード
1616BY006
開始/終了年度
2016~2016年
キーワード(日本語)
環境リスク評価,水生有害性評価,曝露評価
キーワード(英語)
Environmental risk assessment, aquatic hazard assessment, exposure assessment

研究概要

環境中に存在する多数の化学物質の中から、人の健康や生態系に対して有害な影響を及ぼす可能性のあるものを効果的に抽出し、効率的に環境リスク管理施策を進めていくため、化学物質の環境リスク初期評価を進めており、その結果を「化学物質の環境リスク評価」(通称「グレー本」)として公表してきている。内外の動向を踏まえ評価手法のさらなる改善を図りつつ、同評価を効率的かつ整合的に進める必要がある。
本調査では、「化学物質の環境リスク評価」に係る検討全体の企画・立案、運営・調整及び総合とりまとめを行うとともに、内外の科学的知見を最大限に活用しながらばく露評価及び生態リスク初期評価の作業を進めるほか、評価手法を高度化するための検討、化学物質の環境リスク評価に関連するOECDの検討に必要な対処及び貢献をするための作業等を行うことを目的とする。
本調査の目標は、「化学物質の環境リスク評価第15巻」を取りまとめること、および化学物質のリスク評価に係る国際的動向を把握し、環境省が行う各種リスク評価に貢献することである。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

(1)「化学物質の環境リスク評価第15巻」の取りまとめを主な業務としつつ、「化学物質の環境リスク評価」の企画立案、運営・調整及び総合とりまとめ「化学物質の環境リスク評価」の企画立案、運営管理及び結果等 のとりまとめに関する検討及び必要な作業を行うとともに、当該評価を構成するばく露評価、健康リスク初期評価及び生態リスク初期評価に係る作業の間の総合調整を行う。(2)化学物質の環境リスク初期評価手法の高度化等に関する検討を行い、環境リスク初期評価ガイドラインの改訂を通して現実的・効率的なリスク評価手法の確立に貢献する。

今年度の研究概要

1 化学物質の環境リスク初期評価手法の高度化に関する検討として、(1) 曝露評価及び生態リスク初期評価の問題の論点整理、(2) OECDの化学物質安全性分野で実施されている各プログラム特に生態影響試験ガイドライン等の検討動向の把握と必要な検討、(3) 金属のリスク評価方法について、(4) 生態リスク初期評価において専門家判断の根拠の一つとして活用することとしている定量的構造活性相関(QSAR)の活用について、(5) 底生生物の生態リスク初期評価について、(6) 大気汚染防止法に基づく有害大気汚染物質のリスク管理について検討を行う。
2 環境リスク評価関連調査として、「化学物質の環境リスク評価」の企画・立案、運営・調整及び総合とりまとめ、「化学物質の環境リスク評価」の発表のための作業をおこなう。公表は、別途作成する健康リスク初期評価文書案とともに、平成28 年末に開催を予定している中央環境審議会環境保健部会化学物質評価専門委員会での報告・評価を経て行うこととする。
3.別途実施予定の生態影響試験に対する指導・助言、OECD の環境リスク初期評価関連調査のため専門家の派遣を行う。
4.その他、昨年度公表した物質の評価概要を英文で取りまとめる。

関連する研究課題

課題代表者

鈴木 規之

  • 環境リスク・健康研究センター
  • センター長
  • 博士(工学)
  • 工学,化学,土木工学
portrait

担当者

  • portrait
    青木 康展環境リスク・健康研究センター
  • 野原 恵子環境リスク・健康研究センター
  • 長尾 明子
  • 兵頭 栄子