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嫌気性発酵に関する研究(平成 28年度)
Research on anaerobic fermentation

予算区分
NA 寄付
研究課題コード
1517NA002
開始/終了年度
2015~2017年
キーワード(日本語)
油脂含有廃棄物,廃棄物メタン化,メタン発酵
キーワード(英語)
oily waste, waste to methane, methane fermentation

研究概要

油脂を高濃度に含有する有機性廃棄物を対象としたメタンガスエネルギー生産プロセスが実用化されているものの、油脂分解の中間体である高級脂肪酸による阻害等の障害因子があるため、安定的な運転が困難となっている。本研究は、廃棄物中の油脂含有量が様々に変化することを想定して、安定的に運転できる廃棄物組成を特定し、そうではない場合に望ましい組成へと調整することで、安定的な運転が継続できることを確認する。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

生ごみを標準原料として、飲食店の廃グリースを異なる割合で混合したものを処理対象とする。全混合物のTS中に占める油脂の割合wt%を指標として、連続運転によって安定処理できる油脂wt%の閾値を決定する。実験装置はラボスケールの中温発酵槽と高温と中温を組み合わせた二段発酵槽を用いる。

今年度の研究概要

生ごみを標準原料として、飲食店の廃グリースを異なる割合で混合したものを処理対象とする。全混合物のTS中に占める油脂の割合wt%を指標として、連続運転によって安定処理できる油脂wt%の閾値を決定する。実験装置はラボスケールの中温発酵槽を用いる。

外部との連携

住友重機械エンバイロメント

課題代表者

小林 拓朗

  • 資源循環領域
    資源循環基盤技術研究室
  • 主幹研究員
  • 博士 (工学)
  • 土木工学,生物工学
portrait

担当者

  • 徐 開欽