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AMDISを用いたGC-MS用汎用全自動同定・定量データベースシステムの構築に関する予備検討(平成 26年度)
Preliminary examination for development of the wide use full automatic identification and quantity database system of GC-MS using AMDIS

予算区分
AH 地環研
研究課題コード
1314AH001
開始/終了年度
2013~2014年
キーワード(日本語)
全自動同定・定量データベースシステム,環境水,緊急時対応,途上国
キーワード(英語)
Automatic identification and quantity database system (AIQS), environmental water, emergency response, developing country

研究概要

事故・災害時における化学分析には、迅速かつ簡便に多種類の化学物質の同定・半定量が求められる。
本研究の目的は,市販の全てのGC-MSで使用可能な全自動同定・定量データベース(AIQS-DB)の構築で
ある。現在2社のGC-MS用に販売されているAIQS-DBは,特定の測定条件で登録物質を測定してDBに登録しているため,保持時間を正確に予測でき,標準物質を使用せずに数千種を半定量できる。しかし,2社以外の装置では使用できず,汎用性に欠けている。
一方,NISTが無料公開しているAMDIS(マススペクトル検索システム)は,測定データを世界共通のデータフォーマット(netCDF)に変換してマススペクトル検索するソフトであるが,保持時間と検量線データがないため,確実な同定・定量には標準物質を別途測定しなければならない。
 本研究では,両者の利点を組み合わせて全メーカーのGC-MSでDB登録物質を確実に同定・定量できるシステムを開発するための予備検討を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:

全体計画

研究期間中に検討・開発する課題は,以下の3項目である。(1)AMDISにおいて同定された物質の濃度算出プログラムの開発,(2)異なるメーカーの装置の測定結果から開発法で確実な同定ができるか,さらに定量値の信頼性はどの程度かの検討,(3)同定と定量の信頼性を向上するための統一した測定条件の決定と装置性能評価手法の検討。それらを2年間で実施する。

今年度の研究概要

共同研究先である地方環境研究所及び国環研の双方で、農薬等の環境化学物質数十物質をGCMS測定し、既存のAIQS-DBに登録する作業を継続する。続いてAMDISで同定された物質のアウトプットデータに基づき,濃度計算を行うシステムの開発を行う。一方、各地方環境研究所では、既存のAIQS-DBを用いて他機関で登録した化学物質データの同定および定量性能を確認する。またVOCを対象としたAIQS-DBの構築に向けた検討も開始する。

外部との連携

共同研究機関:群馬県衛生環境研究所、静岡県環境衛生科学研究所、名古屋市環境科学調査センター、広島県保健環境研究所、北九州市立大学

関連する研究課題

課題代表者

中島 大介

  • 環境リスク・健康研究センター
    曝露影響計測研究室
  • 主席研究員
  • 博士(薬学)
  • 薬学,化学
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