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社会経済活動のグローバル化を考慮したエアロゾル排出源と影響の評価(平成 24年度)
Evaluation of aerosol emission sources and their impact potential with consideration of globalized socio-economic activities

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1112CD006
開始/終了年度
2011~2012年
キーワード(日本語)
化学輸送モデル,ソースリセプター関係,排出インベントリ,東アジア
キーワード(英語)
chemical transport model, source-receptor relationship, emission inventory, East Asia

研究概要

新学術研究領域「東アジアにおけるエアロゾルの植物・人間系へのインパクト」において、本研究課題では、アジアに存在する種々の発生源によるエアロゾルや前駆体の自国内及び越境汚染に伴って生じる他国への健康・植物影響の代表量を影響ポテンシャルとして化学輸送モデルに基づいて評価し、発生源と影響とのソース・リセプター関係を自然科学的視点から定量化する。その結果をアジアあるいはグローバル産業連関表の各経済部門に一元的に導入することで、自国内汚染とあわせて他国が日本へ及ぼす(越境)汚染とそのインパクト、あるいは他国へわが国の経済活動、消費が誘発する効果(環境リーケージ)を定量的に明らかにすることを目的としている、なお、化学輸送モデルによる評価では発生源インベントリの精度が重要であるが、オゾンや有機二次粒子生成の前駆体として重要な役割を果たす植物起源VOC(BVOC)フラックスのアジア固有の樹種や環境条件での計測例は極めて少なく、アジアにおいて信頼に足るインベントリマップを構築する。さらに、他研究項目で得られる人間や植物へのエアロゾルの影響の最新成果をモデルによる影響度評価へ導入し、産業連関分析を用いた人為発生源の社会経済的分析法との統合化により、意思決定者へのデータ提供を見すえた包括的エアロゾル環境影響評価学を創成することを目的としている。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

本研究課題において、東アジアスケールの化学輸送モデルを用いて、大気エアロゾルの発生源と影響地域の関係(ソース・リセプター関係)を定量化する。本研究課題で別途進められている国際産業連関分析に整合するように、発生源の地域とセクターを区分する。

今年度の研究概要

東アジアスケールの化学輸送モデルを用いて、国別・セクター別の人為起源排出量と大気環境中の粒子濃度の関係(ソース・リセプター関係)を定量的に把握する。対象粒子状物質は黒色炭素、硫酸塩、硝酸塩などとし、対象期間は2005年の1年間とする。

外部との連携

研究代表者:東野 達(京都大学エネルギー科学研究科)

関連する研究課題

課題代表者

大原 利眞

  • 企画部
  • フェロー
  • 工学博士
  • 工学,地学,システム工学
portrait

担当者

  • 西澤 匡人