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東アジアにおけるエアロゾル数濃度の空間分布とその変動要因の解明(平成 23年度)
A study of the space distribution of number concentration of aeroson in East Asia and its variability

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1012CD017
開始/終了年度
2010~2012年
キーワード(日本語)
エアロゾル,個数濃度,辺戸ステーション
キーワード(英語)
aerosol, number concentration, CHAAMS

研究概要

エアロゾルは大気中に浮遊する直径数nm から10 μm 程度の微粒子である。エアロゾルは雲を生成する核 (CCN) として作用し、その数濃度の大小は雲生成に大きな影響を与える (間接効果)。間接効果はCO2 の加熱効果に匹敵する冷却効果を持つと推定されているが、その信頼性は非常に乏しい。東アジアは世界最大の人為エアロゾル排出源でありながら、その数濃度分布の動態はほとんど分かっていない。本研究は、最新の大気観測装置を駆使して東アジアで航空機および地上観測を行い、エアロゾル数濃度の空間分布とその変動要因を明らかにすることを主目的とする.

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

プロジェクト全体として本研究では、東シナ海を中心として最新の大気観測装置を駆使した航空機・地上観測を行い、広い粒径範囲にわたるエアロゾル数濃度の空間分布を明らかにすることを第一の目的とする。さらに、揮発性による粒子分類と改良型3 次元化学輸送モデル解析に基づき、数濃度の変動要因 (一次粒子と新粒子の寄与率等) を明らかにすることも目指す。具体的な研究課題を以下に列挙する。
(1) 東シナ海の境界層における数濃度の季節変動を地上観測により明らかにする。
(2) 新粒子生成イベントの頻度を明らかにするとともに、凝縮シンクとの関係を調べる。
(3) 上記に基づき3 次元化学輸送モデルのエアロゾル数濃度再現スキームを改良する。
(4) 改良型モデルを用いて、エアロゾル数濃度・CCN 数濃度の変動要因 (気象場・排出源による差
異、一次粒子および新粒子の寄与率等) を明らかにする。

分担者としては、沖縄辺戸ステーションにおいてエアロゾルの化学組成分析を行う。

今年度の研究概要

沖縄辺戸ステーションにおいて拡散型乾燥インレットを設置し、ドライ条件での粒子の個数濃度や化学組成分析を行うシステムを構築する。

外部との連携

代表 竹川暢之 准教授 (東京大学 先端研)
東京大、産総研

関連する研究課題
  • 0 : 地域環境研究分野における研究課題

課題代表者

高見 昭憲

  • 地域環境研究センター
  • センター長
  • 博士(D.Phil)
  • 化学,化学工学
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