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大気粉じんのバイオアッセイによる遺伝毒性及び環境ホルモン活性を指標とした地域特性の調査研究(平成 22年度)
Investigation of the regional characteristics of total suspended matters determined by bio-assays for genotoxicity and endocrine-disrupting activities as indicators

予算区分
AH 地環研
研究課題コード
1011AH001
開始/終了年度
2010~2011年
キーワード(日本語)
大気粉じん,地域特性,バイオアッセイ,遺伝毒性,環境ホルモン活性
キーワード(英語)
total suspended particulates, regional characteristic, bio-assay, genotoxicity, endocrine-disrupting activity

研究概要

近年、化学物質の受容体を介した発がんや代謝活性物質の性ホルモン受容体との結合による環境ホルモン作用が懸念されている。本研究では、複数の都道府県で四季ごとに採取した大気粉じんについて、迅速で簡便な試験法として構築した発光umu試験による遺伝毒性作用やホルモン受容体導入酵母アッセイによるエストロゲン活性、AhR結合活性、及びCAR結合活性などの環境ホルモン活性のモニタリングを行い、採取地別の粉じん量、気象条件、機器分析を用いた汚染物質群の差異などを考慮して各種活性の地域特性を比較検討することを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

本研究では、大気浮遊粉じん中の化学物質の抽出法及びバイオアッセイに適した精製手法を確立する。また大気試料を各参加地環研において季節ごとに採取する。得られた発光umu試験による遺伝毒性、および酵母アッセイによるエストロゲン活性、AhR結合活性、CAR結合活性などを計測する。同時にGC/MSによる多成分一斉分析を行う。
以上の計測データを用い、採取地別の気象状況などを踏まえた大気状況の地域特性について把握を試みる。

今年度の研究概要

今年度は、まずハイボリュムサンプラーを用い、各地環研において大気試料の採取を季節ごとに行う。またバイオアッセイによる迅速かつ簡便なモニタリング法を構築するために抽出法の比較検討を試みる。さらに物質群の極性の違いによる活性特性を把握するためにフロリジルカラムによる粗分画を行う。試料は、発光umu試験による遺伝毒性、および酵母アッセイによるエストロゲン活性、AhR結合活性、CAR結合活性の各アッセイに供し、検出に必要な試料量の設定、試料保存による活性の安定性などの基礎的データを得る。

課題代表者

中島 大介

  • 環境リスク・健康研究センター
    曝露影響計測研究室
  • 主席研究員
  • 博士(薬学)
  • 薬学,化学
portrait

担当者

  • 白石 不二雄
  • 鎌田 亮
  • 影山 志保