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資源循環に係る基盤的技術の開発(平成 19年度)
Development of base technology for material recycling

予算区分
AB 政策対応型
研究課題コード
0610AB462
開始/終了年度
2006~2010年
キーワード(日本語)
超臨界流体,亜臨界流体,グリーンプロセス,有機性廃棄物,選択的抽出
キーワード(英語)
SUPERCRITICAL FLUIDES, SUBCRITICAL FLUIDES, GREEN PROCESS, ORGANIC WASTES, SELECTIVE EXTRACTION

研究概要

 環境低負荷であり循環型社会形成の要素技術として将来的に中核となり得る廃棄物の資源化技術,環境保全技術等に関する研究開発を行う.新規な原理に立脚し,従来より総合的な効率に優れる技術としてエネルギーおよび物質の回収が可能な有効性の高い資源循環技術に関する情報基盤構築を目指す.

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

 未利用資源および廃棄物中の各種高付加価値成分のデータベース化.脂溶性高付加価値成分の抽出操作因子等の明確化(18年度).廃棄物再生資源化のための技術シーズの探索,マイクロ波利用技術等のフィージビリティースタディ(19年度).マイクロ波利用技術等新規要素技術の開発推進とシステム化フィージビリティースタディ(20年度).新規要素技術基礎・応用開発実験の実施とシステム化評価(21年度).フィージビリティスタディを基にし,動脈-静脈プロセス間連携/一体化技術等としての導入方策を提示(22年度).

今年度の研究概要

 資源循環の効率等を従来より向上させ,合理的かつ環境低負荷である基盤的技術およびそのシーズ的技術に関する調査および研究開発を進める.各種の主体あるいは産業分野等で開発・実施される資源化技術および環境保全技術に関する動向を文献および実施設調査等に基づいて行い,開発および導入の状況等を評価する.具体的な要素技術に関する実験研究に着手する.その一つとして,マイクロ波を応用した有機ハロゲン化合物含有廃プラスチック等からの選択的脱ハロゲン技術およびその関連技術に関する実験研究に新たに着手する.

課題代表者

川本 克也

担当者

  • 小林 潤