- 予算区分
- AA 重点特別
- 研究課題コード
- 0105AA165
- 開始/終了年度
- 2001~2005年
- キーワード(日本語)
- LC/MS/MS,LC/NMR,ELISA,内分泌撹乱,化学物質,生物検定,酵母アッセイ
- キーワード(英語)
- LC/MS/MS,LC/NMR,ELISA,ENDOCRINE DISRUPTERS,BIOASSAY,YEAST ASSAY
研究概要
液体クロマトグラフ質量分析法および核磁気共鳴分析法(NMR)を用い、内分泌かく乱化学物質の分析手法を高度化する。生物試験法の開発では、遺伝子組み替え酵母を用いるレポータージーンアッセイ、応答遺伝子やそのタンパク質を利用した内分泌かく乱作用のアッセイ系を確立する。また、無脊椎動物や魚類、両生類に対する影響を評価するための生物試験法を開発する。汚濁河川、閉鎖性水域を中心に、化学物質の測定とともに生物活性を指標とした調査を行い、活性物質の同定を試みる。工業生産量の多い化学物質を対象に、その環境動態を明らかにする。
研究の性格
- 主たるもの:技術開発・評価
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
内分泌かく乱化学物質を同定、定量するための新しい分析手法を開発するとともに、内分泌かく乱化学物質の活性を評価するための生物試験法を開発する。これをもとに、湖沼・河川・海岸域における内分泌かく乱化学物質の環境調査を行い、環境媒体のホルモン活性と内分泌かく乱化学物質の濃度の関係を明らかにする。未知の物質による活性が疑われる場合には、化学物質を同定し、その起源を明らかにする。調査結果や生物検定結果をデータベース化し、簡便に検索可能なシステムとして一般に公開する。
今年度の研究概要
内分泌かく乱化学物質を定量・同定するための分析法を引き続き開発する。
化学物質の複合影響をエストロゲン活性及び甲状腺ホルモン活性について酵母アッセイ法を用いて検討を試みる。
底質からのin vitroアッセイ用試料の抽出・濃縮法の構築を試みるとともに、エストロゲン活性の評価を試みる。
魚類、甲殻類、ウズラを用いたin vivo試験系の開発を継続する。
課題代表者
白石 寛明
担当者
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白石 不二雄
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高木 博夫
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JOHN S.EDMONDS
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滝上 英孝
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鑪迫 典久
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西川 智浩