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宇宙放射線被曝がゼブラフィッシュ体内の突然変異発生に及ぼす影響(平成 16年度)
Mutagenesis in zebrafish by the exposure of space-radiation

予算区分
KZ その他公募
研究課題コード
0406KZ511
開始/終了年度
2004~2006年
キーワード(日本語)
突然変異, 遺伝子導入ゼブラフィッシュ, 宇宙放射線, 重粒子線, ガンマ線
キーワード(英語)
MUTATION,TRANSGENIC ZEBRAFISH,SPACE-RADIATION,ION BEAM,GAMMA RAY

研究概要

宇宙放射線はガンマ線、重粒子など広範な種々の放射線から構成されているが、宇宙放射線の作用で、動物個体の体細胞や生殖細胞の突然変異発生頻度がどの程度上昇するかを定量的に明らかにすることは、宇宙環境を利用してチャレンジすべき生物学上の重要な課題である。本研究の最終的な目標は、国立環境研究所で開発した突然変異検出用遺伝子導入ゼブラフィッシュ(Tg-zf)を国際宇宙ステーションに取り付けられる日本の宇宙実験棟「きぼう」内で飼育して、宇宙環境での宇宙放射線被曝により、どの程度脊椎動物体内に突然変異頻度が上昇するか明らかにすることである。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

低線量の放射線の作用により体細胞や生殖細胞に発生した突然変異がTg-zfを用いて検出できるかを検証する。さらに、放射線の影響が後代のTg-zfの成魚や胚に現れるかを明らかにする。また、宇宙ステーション内に搭載される水棲生物実験装置を用いて、突然変異の検出に適した状態でTg-zfの長期間(最長90日間)飼育と3世代にわたる交配が可能かを検討する。最終的には、宇宙放射線の健康リスク(例えば、発がんリスク)評価に必要な基礎データである宇宙放射線による突然変異の線量−作用関係を求めることを目指す。

今年度の研究概要

宇宙放射線による突然変異の検出できるかを確認するために、宇宙放射線のモデルとして重粒子線やガンマ線のTg-zfの成魚や胚への照射実験を行う。

備考

共同研究者:内田智子(三菱重工業(株)),谷田貝文夫(理化学研究所)

課題代表者

青木 康展

  • 環境リスク・健康研究センター
  • フェロー
  • 薬学博士
  • 薬学,生化学,生物学
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担当者

  • 天沼 喜美子