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雌脳の発達に関する毒性試験法の構築(平成 15年度)
Developmental Neurotoxicity tests for female brain.

予算区分
KZ その他公募
研究課題コード
0203KZ418
開始/終了年度
2002~2003年
キーワード(日本語)
神経毒性,脳の性分化,性成熟
キーワード(英語)
NEUROTOXICITY,BRAIN SEXUAL DIFFERENTIATION,PUBERTY

研究概要

雌脳の発達に関する毒性試験法を構築することが本研究の目的である。従来の脳の発達に関する毒性試験は雄におけるものが中心であり、例えば脳の性分化の問題についても雄脳のメス化という視点からの研究がほとんどである。雌脳が正しく発達するかどうかといった研究は非常に少ない。雌脳の発達とは、単に雄脳の反対側にあるものではなく、排卵・妊娠をコントロールする脳機能の成熟という重要な問題である。本研究では、脳の性分化(性決定)に始まり排卵周期の発来に至るまでの雌脳の発達についての毒性試験法を構築することを目的としている。

全体計画

雌脳の発達は、ラットの場合出生直前後の「脳の性分化の臨界期」からはじまる(ヒトでは胎生90日程度と推測される)。生後5日頃までに脳の雌雄差は決定し、生後40日頃の性周期発来(性成熟)をもって雌脳の発達が完了する。出生直前後の脳の性分化(性決定)時における試験法(性的二形核実験)と、発達完了時すなわち性成熟をエンドポイントとした試験法(性成熟実験)の二つを確立する。

今年度の研究概要

発達期における性的二型核のアポトーシス細胞数の雌雄差について、性ステロイド投与あるいはダイオキシンの経胎盤・経母乳曝露の影響について検証する。平成14年度からの研究成果をまとめ、新たな毒性試験法として提案する。

備考

研究代表者:掛山正心

課題代表者

掛山 正心