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青海・チベット草原生態系における炭素循環のプロセスとメカニズムの解明(平成 14年度)
A study on mechnism and process of carbon cycling in grassland ecosystems in Qinghai-Tibet

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0103CD142
開始/終了年度
2001~2003年
キーワード(日本語)
草原,炭素循環,光合成,土壌呼吸,チベット高原
キーワード(英語)
GRASSLAND,CARBON CYCLING,PHOTOSYNTHESIS,SOIL RESPIRATION,QINGHAI-TIBET PLATEAU

研究概要

青海・チベット草原は環境条件の特異性が高く、同緯度のほかの生態系と比べ、CO2分圧と酸素分圧が低く、光合成有効放射や、紫外線が強く、昼夜の気温差も大きい。このような環境下での生態系炭素循環のプロセスとメカニズムは大変興味深いが、関連する知見が極めて乏しい。一方、広大な青海・チベット高原は典型的な脆弱な生態系であり、当該生態系の炭素循環が地球温暖化の影響を受けやすく、環境変動に対する反応も非常に顕著である。しかも、青海・チベット草原生態系の炭素・水循環が東アジア大陸の気候変動・生物多様性の変化にも大きな影響を及ぼしている。本研究はこのような特異な草原生態系に注目し、炭素循環のプロセスとメカニズムを解明する。
14年度:異なる環境下で、放射量・紫外線が炭素同化と分解に及ぼす影響を明らかにする。
15年度:高原地域のCO2・温度環境が炭素同化・分解及び蓄積に及ぼす影響を明らかにする。
16年度:青海高原草原生態系における炭素循環の機構とプロセスを解明し、成果をまとめる。

全体計画

14年度:光合成と土壌中炭素の蓄積と土壌呼吸について測定を行う。微気象観測を継続する。
15年度:異なる草原生態系について光合成・物質生産及び土壌中炭素の蓄積と土壌呼吸について測定を継続し、微気象の時間的空間的不均一性に注目しならが、データ解析を行う。
16年度:異なる環境と草原生態系において光合成・物質生産及び土壌中炭素の蓄積と土壌呼吸の測定と微気象観測を継続する。青海高原草原生態系における炭素循環の解析を行う。

今年度の研究概要

異なる草原生態系の光合成・物質生産及び土壌中炭素の蓄積と土壌呼吸についての測定と微気象観測を継続する。高山生態系におる炭素動態のプロセスについての検討を行なう。

備考

外国共同研究機関:中国北京大学, 中国科学院西北生物研究所

課題代表者

唐 艶鴻