- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 0002AE162
- 開始/終了年度
- 2000~2002年
- キーワード(日本語)
- 衛星観測,ILAS,ILAS-II,可視チャンネル,気温,気圧
- キーワード(英語)
- SATELLITE,REMOTE SENSING,ILAS,ILAS-II,VISIBLE CHANNEL,TEMPERATURE,PRESSURE
研究概要
衛星からの大気リモートセンシングによって、成層圏・中間圏の大気温度・気圧の情報を得ることは、そこでの気温トレンド解析等を行う上で非常に重要である。大気組成変動の影響は、対流圏よりもむしろ成層圏の気温に敏感に反映されると考えられている。これまでの二酸化炭素の放射吸収を利用した手法よりも高精度な観測が要求される。本研究では、衛星搭載センサーILASおよびILAS-IIから観測される酸素分子の大気バンドを利用した気温・気圧導出の高精度化を目的とする。
12年度 ILAS気温気圧データのデータ質検証
13年度 ILAS/ILAS-II気温気圧リトリーバルアルゴリズムの高度化
14年度 ILAS-II気温気圧データのデータ質検証
全体計画
ILAS分光器の装置パラメータの評価および感度解析(12年度)
ILAS-IIシミュレーションデータによる感度解析(13年度)
ILAS-II分光器の装置パラメータの評価、検証データとの比較研究(14年度)
今年度の研究概要
ILAS-II気温気圧リトリーバルアルゴリズムの最終評価を行ない、本年度冬期から運用が始まるILAS-IIデータの装置パラメータ評価を行う。