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相模湾生物の有機スズ化合物による汚染及び生態影響の実態解明 (平成 13年度)
Present Status on Contamination and Ecological Adverse Effects by Organotin Compounds from Antifouling Paints, Observed in Marine Organisms in Sagami Bay

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0002CD054
開始/終了年度
2000~2002年
キーワード(日本語)
相模湾, 有機スズ化合物, 汚染, 生態影響
キーワード(英語)
SAGAMI BAY, ORGANOTIN COMPOUNDS, CONTAMINATION, ECOLOGICAL ADVERSE EFFECTS

研究概要

相模湾に棲息する生物種とその分布、物質循環を明らかにし、同時に絶滅危惧種や貴重種の調査、環境汚染による生物動態の動向把握を通して、相模湾の環境と生物の流動性を解明し、生物保護区制定に向けて活用することが地域連携推進経費に係る本研究課題の究極の目的であり、その一環として、本サブテーマでは相模湾における有機スズ汚染の動向とともに、それにより引き起こされてきた巻貝類のインポセックスの推移及び個体群の動態を明らかにすることを目的とする。

全体計画

平成12年度 マリーナ等の汚染源近傍海域における巻貝個体群の定期的採集(産卵行動の観察を含む)とインポセックスの症状に関する解剖学的及び組織学的観察、体内有機スズ濃度の化学分析・測定
平成13年度 マリーナ等の汚染源近傍海域における巻貝個体群の動態解析、特に有機スズ汚染及びインポセックス症状の経年的推移との関連で見た個体群動態の評価
平成14年度 相模湾沿岸の海産生物における有機スズ汚染と巻貝類のインポセックスの空間的分布及び経時的推移の解明並びに評価

今年度の研究概要

昨年度と同様の調査を継続するとともに、油壷地先におけるイボニシ個体群の動態解析を行い、平磯の個体群との比較を通して、有機スズに長年汚染されて影響を被ってきた個体群における動態の特徴を示す予定である。また有機スズ汚染及びインポセックス症状の経年的推移との関連で個体群維持機構について考察を加える予定である。

備考

本研究は文部科学省科学研究費補助金地域連携推進経費における「相模湾環境保全へ向けての生物保護区制定のための学術的研究」(研究代表者:東京大学大学院理学系研究科教授 森澤正昭)のサブテーマの一つである。

課題代表者

堀口 敏宏

  • 環境リスク・健康研究センター
    生態系影響評価研究室
  • 室長
  • 博士(農学)
  • 水産学,生物学,解剖学
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