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中国における都市大気汚染による健康影響と予防対策に関する国際共同研究 (平成 13年度)
International cooperative research on health effects of urban air pollution and its preventive measures in China

予算区分
AG 特別研究
研究課題コード
0002AG073
開始/終了年度
2000~2002年
キーワード(日本語)
中国, 大気汚染, PM2.5, 健康影響
キーワード(英語)
CHINA, AIR POLLUTION, PM2.5, HEALTH EFFECTS

研究概要

中国の都市における大気汚染は工場からの煤煙、石炭を使った都市暖房に自動車由来のものが加わり、深刻な環境問題となっている。本研究では、この3つの汚染源を特徴とする大都市を選び、特に粒子状物質(PM10、PM2.5)に注目して大気汚染と住民の曝露実態及びその健康影響を明らかにし、予防対策に寄与することを目的とする。

全体計画

13年度:自動車由来の大気汚染が激しい瀋陽市を対象都市として、大気汚染度の異なる3地区を選定して年間の大気汚染を把握し、その地区住民の生活環境における汚染質曝露について個人サンプリング手法を用いて評価する。同時に児童の肺機能を継続的に観察することにより都市暖房に伴う大気汚染による急性、亜急性影響の有無を捉える。
14年度:工場由来の大気汚染が激しい撫順市において13年度と同様の調査を実施する。
15年度:冬季の都市の石炭暖房由来の大気汚染が激しい遼寧省内の1都市(錦州市を予定)において13年度と同様の調査を実施する。
16年度:瀋陽市において同様の調査を行い、3年間の対比を行うとともに、3都市の調査結果を総括し、研究成果としてまとめる。

今年度の研究概要

自動車由来の大気汚染が激しい瀋陽市を対象都市として、既存環境データ等を収集する。市内に大気汚染高濃度、中程度、低濃度の3地区を選定し、大気中粉塵濃度(TSP、PM10、PM2.5)、SO2、NO2濃度の年間大気汚染濃度を評価するための測定を行い年間の大気汚染を把握する。また、一般住民の生活環境における汚染質曝露を、暖房期と非暖房期において個人サンプリング手法を用いて評価する。さらに3地区の児童等3000名については、質問調査票により大気汚染による慢性影響を評価するとともに、児童約90名に対して暖房期を含む約半年間肺機能を継続的に観察することにより、都市暖房に伴う大気汚染による急性、亜急性影響の有無を捉える。

備考

6.(1)に再掲
[外国共同研究機関]
中国医科大学公共衛生学院(孫貴範院長)

課題代表者

田村 憲治

担当者

  • 小野 雅司
  • 高野 裕久
  • 新垣 たずさ