- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 0002AE063
- 開始/終了年度
- 2000~2002年
- キーワード(日本語)
- 毒性化学物質, ダイオキシン類, 遺伝子導入動物, バイオアッセイ, 活性酸素種
- キーワード(英語)
- TOXIC COMPOUNDS, DIOXINS, TRANSGENIC ANIMAL, BIOASSEY, REACTIVE OXYGEN SPEICES
研究概要
様々な環境化学物質による毒性発現機構を統一的に説明することは、環境保健研究における重要な課題である。ダイオキシン類や多環芳香族化合物などの化学物質が生体内に取り込まれると、シトクロムP450などの一酸素添加酵素の作用により活性酸素種が発生し、生体内に酸化ストレスを誘起する。この酸化ストレスと毒性作用の関係を明らかにすることにより、化学物質の毒性発現機構の解明を目指す。
全体計画
12年度:抗酸化作用を有する金属結合タンパク質、メタロチオネインのパラコートの肺毒性に対する効果のメタロチオネインノックアウトマウスによる検討。
13年度:酸化ストレスに対する感受性の高い遺伝子導入動物による有害環境化学物質の毒性発現機能の検討。遺伝子導入動物を用いた化学物質の生体影響のモニタリングの検討。
14年度:酸化ストレスの指標や感受性要因からの生体影響検出のためのバイオマーカーの検索。
今年度の研究概要
酸化ストレスに対する感受性の高い遺伝子導入動物を用いて、有害環境化学物質の毒性発現機能について検討する。遺伝子導入動物を用いた化学物質の生体影響のモニタリングについて検討する。
課題代表者
青木 康展
担当者
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松本 理環境リスク・健康研究センター
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大迫 誠一郎
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石村 隆太