- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 0001AE159
- 開始/終了年度
- 2000~2001年
- キーワード(日本語)
- 衛星観測, エアロゾル, ノンガス成分, ガス成分, 同時算出
- キーワード(英語)
- SATELLITE, REMOTE SENSING, AEROSOLS, NON-GASEOUS COMPONENT, GASEOUS COMPONENT, SIMULTANEOUS RETRIEVAL
研究概要
衛星からの大気リモートセンシングによって、ガス濃度とともにPSCを含むエアロゾル消散係数及びノンガス成分を求めることは、衛星のデータを科学的に利用していく上で大変重要な課題である。ここでは、「滑らかさの度合い」といった新たな制約をデータ処理アルゴリズムに加えることで、Levenberg-Marquardt非線形逆変換問題の解法に役立てていくことを試みる。
全体計画
13年度 ILAS/ILAS-IIの透過率スペクトルを擬したシミュレーションデータを作成し、このデータを用いて滑らかさ度合いの制約の強さを検討し、その結果得られたデータ処理アルゴリズムを用いて、実際のILASデータに適応する。
今年度の研究概要
1) ILAS/ILAS-IIの透過率スペクトルを擬したシミュレーションデータの作成。
2) シミュレーションデータを用いた、滑らかさ度合いの制約の強さの検討。
3) いくつかのエアロゾル・PSCの消散係数スペクトルを用いた検討。
4) 実際のILASデータへの本アルゴリズムの適応。