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E-1 熱帯林の持続的管理の最適化に関する研究 (平成 13年度)
E-1 Optimizing the Sustainable Management of Tropical Forests

予算区分
BA 環境-地球推進
研究課題コード
9901BA131
開始/終了年度
1999~2001年
キーワード(日本語)
持続的管理, 熱帯林, エコロジカルサービス, マレーシア
キーワード(英語)
SUSTAINABLE MANAGEMENT, TROPICAL FOREST, ECOLOGICAL SERVICE VALUE, MALAYSIA

研究概要

熱帯林を対象とした生物学的調査は80年代に入り多くの進展がみられたが蓄積されたデータが森林の持続的運用管理へ向けてどのように関連づけられるか、具体的かつインパクトのある提言として示されてこなかったために熱帯林の諸機能を考慮に入れた「持続的管理」が実際に行われている例はきわめて少ない。本課題では森林の持っている公益機能が管理形態によってどのように変わりうるのかを解析し、その上で熱帯林が本来持つ機能を最大限引きだすことのできる森林管理のありかたを提示することを目的する。また天然林を含むランドスケープ全体の管理計画に取り組むための研究を行う。

全体計画

11年度 調査対象地の森林伐採、土地改変の現状を把握するために地理情報、社会経済情報などの現存する資料、及び森林の諸機能特に炭素蓄積機能や集水域保全機能などに関する調査を開始するための試験地の設置、および準備を行う。
12年度 試験地において森林の諸機能特に炭素蓄積機能や集水域保全機能などに関する調査を行う。試験地および周辺域に於いて地域住民の天然林及びその代償植生、その他の土地利用形態に関する意識調査を行う。
13年度 森林の諸機能に関するデータと社会経済的なデータを地理情報システムとして統合化モデルを構築し、土地利用改変などにともなうリスク管理プロジェクトを開発するための準備を進める。

今年度の研究概要

伐採履歴の異なる林分に設置された試験地にて林分組成、樹木個体密度、地上部現存量、土壌呼吸量、炭素、窒素などの物質循環、林内微環境などの測定を行う。マレーシア半島部の農村域、大都市圏域、中規模都市域にて森林(天然林、二次林)、農耕地に対する地域住民の意識調査および仮想評価手法に基づいた調査を行う。これらの解析結果をもとに森林の管理形態の違いにより森林の持つ資産や公益機能がどのように変動するかを提示するためのプログラム開発に着手する。

備考

[外国共同研究機関]
マレーシア森林研究所、マレーシアプトラ大学、マレーシア工科大学

課題代表者

奥田 敏統

担当者

  • 唐 艶鴻