国際活動
国立環境研究所は世界各地でフィールド調査や共同観測などの国際共同研究を実施するとともに、国際会議や国際ワークショップについて積極的に主催、参加しています。また、特にアジアにおける連携を重視しており、各国の研究機関と協力し、国際的な貢献や、国際研究協定の締結、外国人研究者の受け入れ等を積極的に進めています。
国際的有識者による研究所の活動評価・助言
国立環境研究所では、国際的な視点から研究所の活動を、機動的、効果的、効率的に評価するため、多様な環境研究分野における国際的有識者を招聘し、研究所の重要な活動について助言を得ることとしています。
具体的には、国際的に著名な環境研究実施機関等の研究者の方々に、国立環境研究所を訪問していただき、研究所の組織や研究概要を紹介したうえで、専門分野に関連する研究施設等で当該分野の研究活動の現場を見ていただきます。その後、理事室および専門分野の研究者らと意見交換を行うことにより、組織運営や研究戦略および当該分野の研究活動等に関して、国際的視点から評価・助言をいただいています。
・国際的有識者による研究所の活動評価・助言のページ
日韓中3カ国環境研究機関長会合(TPM)
アジア地域における環境研究協力を一層推進するため、2004 年より国立環境研究所と中国環境科学研究院(CRAES)、韓国国立環境科学院(NIER)の3機関長が定期的に集い、会合を開催しています。3機関はそれぞれの国における中核的環境研究機関であり、会合では重点協力分野等について意見交換を行っています。
・TPMの概要紹介ページ(英文)
国連気候変動枠組条約締約国会議(UNFCCC-COP)への参画
2004年、国立環境研究所はUNFCCC-COPの審査を経て、同会議がオブザーバー参加を認めるNGO(非政府機関)となりました。同年12月よりCOP(締約国会議)にオブザーバー参加し、会場におけるブース展示やサイドイベントの開催などを通じて、研究所の研究成果を積極的に発信しています。
・UNFCCC COP18/CMP8 特設ページ
・UNFCCC COP17/CMP7 特設ページ
・トピックス(過去のCOP/CMPの会場の模様などを紹介中)
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)への協力
IPCCは気候変動に関する科学的知見を集大成し、その影響や対策を評価・検討する政府間の枠組みです。
国立環境研究所の複数の研究者がその報告書の執筆者として協力しています。IPCC報告書は、地球温暖化に関する科学的な知見をまとめたものとしては、現在世界でもっとも影響力の高いものであり、世界各国の政策立案に大きく貢献しています。
アジアフラックス(AsiaFlux)
陸域(森林や農耕地など)の生態系と大気との間での二酸化炭素の交換(フラックス)を体系的に観測するため、アジア地域における国際観測ネットワークとして1999年に発足しました。ネットワークには国内外の多くの研究機関が参加しています。国立環境研究所は観測のみならず事務局的機能も担い、その運営に貢献しています。
