個別分野 新たな環境保全技術の開発
ナノテクノロジーを応用した環境保全に関する技術
ナノテクノロジーは、最近急速に発展しつつある研究分野です。当研究所では、環境の認識と参加、環境の管理、環境の改善、そしてエネルギー問題という4つの環境ニーズに答えるため、大きな技術的可能性を秘めたナノテクノロジーを活用した以下の6つの研究を開始しています。
- 大気汚染物質等のパーソナルモニタリング技術の開発:
環境汚染を把握・認識できる、小型で、取り扱いが容易なシステムを開発します。 - 新たな炭素材料を用いた環境計測機器の開発:
ダイヤモンドやカーボンナノチューブを用いて、エアロゾルの濃度を成分を同時に分析できる小型装置を開発します。 - バイオナノ強調体による有害化学物質の生体影響の高感度・迅速評価技術の開発:
バイオテクノロジーとナノテクノロジーを組み合わせ、生態への有害化学物質の影響を迅速に評価できるシステムを開発します。 - DNAチップを用いた有害化学物質の健康・生態影響評価手法の開発:
環境汚染物質の健康・生態影響を包括的に、かつ簡便・短時間・高感度・安価に関知・予測することが可能なチップを開発します。 - 有害物質除去用ナノ構造認識膜の開発:
環境中に存在する有害物質を、選択的に認識・補足するナノサイズの構造体を化学的に構築する技術を開発します。 - 環境汚染修復のための新規微生物の迅速機能解析評価技術の開発:
自然環境中から網羅的に多様な微生物を単離し、有害物質分解能力などの機能解析を迅速に行う技術を開発します。
バイオレメデーション技術
環境の側からのナノテクノロジーへのアプローチ