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個別分野 新たな環境保全技術の開発

研究概要(パンフレットから)

環境問題の解決を図っていく上で、多様な対策手段を持つことは大変重要であり、多くの対策技術の開発と関連する研究の実施が期待されています。国立環境研究所では、環境への負荷の小さい自動車、バイオテクノロジーを利用した汚染浄化技術、開発途上国においても適用が容易な環境対策技術などの研究開発を進めています。さらに、ナノテクノロジーを利用した環境保全技術や環境に負荷を与えずにエネルギー供給を行えるような技術開発に関する研究も実施しています。

汚染除去技術の開発・適切な環境指標

新たな事業計画についてその影響を前もって予測し、計画を評価するための環境影響評価(環境アセスメント)制度が法制化されていますが、どんな環境保全対策をどのように盛り込んで望ましい環境を実現するのかについては、まだ多くの議論が続いています。地球温暖化対策やオゾン層保護対策も強化されつつあるのですが、到達すべき目標を満足させるレベルの技術が確立されているとは言えません。ダイオキシンの問題を例にとっても技術的な進歩が大いに期待されています。さらには、すでに発生、蓄積している環境汚染への対策として、汚染除去技術や環境修復技術などの開発も期待されています。

図:N2O(亜酸化窒素:温室効果ガス)発生抑制メカニズム
N2O(亜酸化窒素:温室効果ガス)発生抑制メカニズム
写真:N2O発生抑制高度水処理技術
N2O発生抑制高度水処理技術

当研究所では、有害物質で汚染された地下水や土壌を浄化したり、複合した化学物質汚染を簡易に検出する新たな技術として、汚染物質除去能力をもつ微生物や遺伝子組み換え体などの開発を進めるほか、管理が容易で開発途上国へ適用可能な汚染処理技術の開発、事故等で沿岸が油汚染を受けた地域における生態系の評価研究、湖沼汚染による生態系リスクや健康リスク評価に直接役立つCOD(化学的酸素要求量)に代わる汚染指標の開発、生態系影響評価手法としてのマイクロコズムシステムの開発などを進めています。

図:マイクロコズムシステムの開発
マイクロコズムシステムの開発

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