<大気中微小粒子状物質(PM2.5)・ディーゼル排気粒子(DEP)等の大気中粒子状物質の動態解明と影響評価プロジェクト

環境ナノ粒子研究サブグループ

自動車排出ナノ粒子が健康に及ぼす影響研究
自動車排出ガスに対する規制強化や排ガス処理技術の開発により排出される自動車排気粒子の重量濃度は減少するが、粒径数十ナノメートル以下のナノ粒子といわれる極めて微小な粒子の数は減少せず増加する可能性が指摘されています.ナノ粒子はその毒性・影響・性状・環境動態のいずれも未解明の部分が多く、大きな粒子状物質より炎症を引き起こすことなど強い影響がある可能性や肺のみならず全身への影響を持つ可能性が体内動態から示唆されています。
 そこで、ナノ粒子の性状や環境中の動態把握を基に新たにナノ粒子曝露装置を作製し、毒性・影響評価に必要な調査研究を進め、健康影響を未然に防ぐことを目指しています。 
 このため、ディーゼルエンジン排出ガス中のナノ粒子の物理・化学的性状の解析を進めながら、ナノ粒子曝露装置を作製しナノ粒子健康影響実験棟(建設中,図1)に設置する予定です。また、模擬ナノ粒子の曝露(曝露装置,図2)を行い、原子間力顕微鏡(図3)などの新しい機器を用い呼吸器内沈着及び体内動態を調べたり、毒性・生体影響評価に関する研究を行っています。
建設中のナノ粒子健康影響実験棟
図1.建設中のナノ粒子健康影響実験棟
模擬ナノ粒子曝露装置
図2.模擬ナノ粒子曝露装置
ナノ粒子をとらえる原子間力顕微鏡
図3.ナノ粒子をとらえる原子間力顕微鏡

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