<大気中微小粒子状物質(PM2.5)・ディーゼル排気粒子(DEP)等の大気中粒子状物質の動態解明と影響評価プロジェクト


松橋啓介
Keisuke Matsuhashi
松橋啓介
国立環境研究所 PM2.5・DEP研究プロジェクト 交通公害防止研究チーム 主任研究員
〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2, Fax 029-850-2569
E-mail: matuhasi@nies.go.jp

研究概要
  1. 交通公害対策評価システムの開発
    交通量と排出係数から大気汚染物質の排出量を見積もるとともに、交通量や排出係数をおさえる対策を行った場合の効果を評価するシステムの開発に取り組んでいます。時間分解能、空間分解能、車種区分等の詳細化を進める一方で、曝露評価モデルとの連携を通じて、都市における交通公害対策の全体像を示すことを目指しています。
  2. 持続可能な都市交通システムのビジョンと実現シナリオ
    運輸部門で大幅なCO2排出量削減を行うためのシナリオ作りを行っています。2020年を対象年次として、自動車の燃費改善技術の普及速度を予測するとともに、2050年を対象年次として、目標達成に必要な技術革新と交通行動変化施策の必要量を示すことを目指しています。また、多様なステークホルダーによる将来ビジョン作りにも関わっています。
  3. その他
    市区町村単位での運輸部門CO2排出量推計と対策評価。多数の市民の参加によるまちづくりワークショップの紹介。
研究分野
交通公害対策評価、持続可能な都市交通システム(EST:Environmentally Sustainable Transport)、ライフサイクル的評価(総合評価)、持続可能な都市、参加型まちづくり
主な論文
松橋啓介 、田邊潔、森口祐一、小林伸治「自動車に起因する大気汚染物質排出量推計手法の開発(T)重量区分別走行量を考慮したマクロ推計」大気環境学会誌,39(6),(2004)

松橋啓介、田邊潔、森口祐一、小林伸治「自動車に起因する大気汚染物質排出量推計手法の開発(U)地域分布推計と沿道曝露人口の試算」大気環境学会誌,39(6),(2004)

松橋啓介「大規模市民参加型まちづくりワークショップの事例報告-西オーストラリア州パース都市圏におけるフォーラム『都市との対話』の取り組み-」都市計画論文集,39(3),331-336,(2004)

松橋啓介,工藤祐揮,上岡直見,森口祐一「市区町村の運輸部門CO2排出量の推計手法に関する比較研究」環境システム研究論文集,32,235-242,(2004)

Kudoh Y., Kondo Y., Matsuhashi K., Kobayashi S., Moriguchi Y., "Current status of actual fuel-consumptions of petrol-fuelled passenger vehicles in Japan", Applied Energy, 79/3, 291-308,(2004)

履歴
1994年3月 東京大学 工学部都市工学科(計画系) 卒業
1996年3月 東京大学大学院 工学系研究科都市工学専攻 修士課程 修了 1996年4月 国立環境研究所 ※2001年2月 東京大学学位取得 博士(工学) (学位論文「環境共生都市の都市空間形態に関する研究」) ※2003年1月〜2003年12月 マードック大学(西オーストラリア)客員研究員

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