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なぜ画像時系列か?

 サンゴ群体の成長は、速いものでも毎年数センチメートル
程度ですから、例えばオニヒトデによる食害がどのように回
復したかなど、サンゴ礁という場の状況変化を観るための時
間的尺度は、数年〜10年以上になります。この間に、調査人
員が入れ替わっても同じ基準でデータを蓄積したり、また
このような項目も過去にさかのぼって調べたい、などの必要
に応じるためには、画像という形でデータを残してゆくこと
が有力な手段となります。また、海底や宇宙など簡単に近づ
けない場所の対象物のサイズや位置関係を知るために、得ら
れた画像の上で計測するフォトグラメトリー(写真計測技術)
という技術があります。例えば、NASAのボイジャー衛星には
火星に着地して画像を転送する装置が積まれていました。
 高スピード、低スピードの動きをとらえて可視化するため
には、それぞれ、スローモーション、コマ落としという技術
があります。サンゴ礁の画像記録もコマ落としにあたります。
ただし、10年にもわたって毎年人員を確保し、潜水して前年
と同じ地点を探し出し、撮影を行うことはかなり大変な作業
で、このホームページ作成も、別ページの「協力者一覧」に
あるように多くの方々の尽力によっております。