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石西礁湖、黒島とは?

  八重山諸島は北緯24°東経124°に位置し、年平均気温は
23.4℃と温暖です。海中は黒潮の影響を強く受けた熱帯性の
環境にあり(衛星画像1)、サンゴ礁 が良く発達しています
(衛星画像2)。ここでは、363種ものサンゴが分布するとさ
れています(西平・Veron, 1995)。本諸島は名前のとおり
8つの有人島からなり、人が住む島としては国内最南端に位
置する波照間島、同じく最西端に位置 する与那国島、県内
2番目の大きさの西表島、同じく3番目の石垣島 を含みます。
 石垣島と西表島の間には特に大きなサンゴ礁が発達し、そ
の内側に形成された広大な浅い海域は両島の頭文字を取って
石西礁湖と名付けられています。 
  黒島は石垣島の南西19km沖、石西礁湖の南側に位置し、周
囲 12.9kmの平たい隆起珊瑚礁でできています。人口は約200
人、 牧畜が主産業で、牛の飼育数は2000頭を越えています。
赤土や家庭排水の海域生態系への影響は少ないのですが、牧
草栽培のための肥料の影響は少なからず懸念されています。
黒島の西から南を経由して北東にかけて裾礁が取り囲み、特
に南側で発達しています。私達は以下のように特性が異なる
2地点を選び、それぞれに50mの長さの測線(トランセクト)
を設けました(黒島港北トランセクト(K1), アナドマリ前
トランセクト(K2))。